寄生でしか生きられぬ便乗映画「紀元前一億年」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き


時の過ぎるのは早いもので、早二月となってしまった。

このブログの更新が滞るうちに・・・。

まぁ、書かないだけってのもあるが、記憶が薄れて映画の内容を完璧に忘れてしまう

現政権の「健忘症」症状と同じで・・・。


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菅直人首相が昨年10月、ブリュッセルでのアジア欧州会議(ASEM)の際に行った

温家宝首相の「廊下懇談」で、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件について「温

首相は日本の立場をご存じでしょうから今日は言いません」と語り、一切言及しなか

ったことが分かった。1日までに複数の政府筋が明らかにした。
首相は懇談後、同行記者団に「温首相から原則的な話があり、私も尖閣諸島はわ

が国固有の領土であり、領土の問題は存在しないという原則的なことを申し上げた」

と虚偽の説明をしていた。
当時、中国河北省で準大手ゼネコン「フジタ」の日本人社員1人が拘束されていたが、
首相は懇談でこの問題にも触れず、社員の早期解放を求めなかったという。

以下ソース 産経新聞で
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110202/plc11020201310001-n1.htm
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「嘘も方便」とは言うが、この記事のようなものはその範疇になく、何やってやがんだ

さっさと舞台から降りやがれって「ヤジ」が似合ってくる・・・。

まぁ、映画の世界には、こんな「怒り」は日常茶飯事だから、どうじょうもないが・・・。


で、その「寄生」を堂々として「恥ずべき行為」を完璧に行っている制作会社に「アサイ

ラム」ってな会社も入っているようで・・・。

そこの作品を見ていて、いつものセリフが飛び出してくる。

「詐欺だ、これは・・・」

映画を見ても、政権与党と同じセリフを飛び出される。

もっとも映画は自分で「選択」するから、納得すべきとなって来るが・・・。

選挙ってので「騙された」ってのは、腹の虫がおさまらないってのもありそう・・・。


そんな詐欺映画の一本が、「紀元前一億年」の寄生虫である。



流浪の民の囁き


http://www.youtube.com/watch?v=Li8IOt5Q0cY

「紀元前一億年」


サンプル・パッケージで騙し、そして何よりヒット作に便乗する気質の凄まじさ

には頭が下がるが・・・。

出来といえば「学芸会」並みの演技と、しょぼいグラフイックってのが定番。

時間の浪費、いやいやどうせ暇ななんだし・・・。

今の政権の政策と似たり寄ったりの「出来損ない」をみているのは辛いものが

ある・・・。

って、内容は以下のパクリかといえば、それをパワーアップしたはずもなく、

弱い特殊部隊とご都合主義の展開で、緊迫感もなく問題解決・・・。

そこらは「問題を起こすが解決がなし」の政権よりはましだが・・・。


流浪の民の囁き


http://www.youtube.com/watch?v=Cs54zFf_niQ

「紀元前一万年」


それなりの金が掛かったのは分かるが、それほどの出来でもない。

見ていて辛いものがあった。

やはりリメイクは本作を超えられないものか・・・。



流浪の民の囁き


http://www.youtube.com/watch?v=TvkwBmfZAeo

「恐竜百万年」 六十九年公開作


ハマーは流石に観客のそれも男の観客の心を掴むのに長けている。

言葉もなく身体で勝負する。

そこに恐竜なら観客は喜ぶ・・・。

にしても流石に恐竜の動きはチャチだなぁ・・・。



流浪の民の囁き


http://www.youtube.com/watch?v=KXX5EFQAV48

「恐竜時代」 七十年公開作


売れれば便乗する、あるいは続編をとばかりに・・・。

ただ、薄ら覚えの記憶では、女性のセクシー衣装のみしか思い出せない。



流浪の民の囁き

http://www.youtube.com/watch?v=KG9gsxp4Jks

「原始人百万年」 七十一年公開作


続々編となれば、より飽きるものである。

これよりは以下のロジャー・コーマンの「嘘八百」り方が・・・。

そりゃ年代が新しいから記憶も・・・。



流浪の民の囁き


http://www.youtube.com/watch?v=ynEOiFvNNiQ
「ジュラシックアマゾネス」 九十四年公開作


これも「寄生」的便乗ものだが、それでもサービス・ショット満載で嘘も方便と

笑ってみていられる。

商魂逞しいと関心もするし・・・。


なんでもそうだが何でも「徹底的」にやられると「アッパレ」なのだが、中途半端な

「嘘」は苦々しさしか浮かんでこないものだ。

現政権の「言葉の軽さ」と似て、呆れるばかりでは大多数の支持は失っていく・・・。

弱小がそのままなのは、そんなところも原因がありそう。

それにしても「モヤモヤ」している空気を換える「解散総選挙」はまだかいな。

と、寄生でしか「生きられぬ」ってのも、それはそれで上げた根性ではある。



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Amazon.co.jp                      といったところで、またのお越しを・・・。