「命短し、恋せよ乙女」という歌もあるように、程度問題で人間の老化という
劣化は、抗うことができない宿命なのだろう。
スクリーンで活躍する女優も、またその範疇からは抜け出られずに、華やかな
存在から、一転して「あれが、あ女優か・・・」とか、失望交じりのため息も飛び交って
いつしか人の記憶にも残らなくなる。
なんてのも、時たま散見出来るものである。
それが若くして死んでしまうと、その存在は、スクリーンなり、映像にしかないから、
時間の経過の残酷さの比較はなくなる。
そんなかつての活躍を偲ばせるものには、そこで生きている証が、刻まれている
様にも思うのである。
先日、「黒い牡牛」をエントリーしたが、あの映画に出ていた人も、ヒューマンなタッチ
の「黒い牡牛」はいいとして、その後は「セクシー路線」ばかりで、当時の世の男性の
目を愉しませた・・・。
というもののなかに、ジョイ・ランシングも入りそうである。
で、投稿を検索すれば、やはり往年のセクシー女優にはファンもいて、あらゆるもの
が投稿されていた。
もっともそれらすべてが、なんとも時代を感じさせるものばかり・・・。
そんなものを・・・。
昔々、あるところにそれはそれは、とても色っぽい「お姉さん」が
いました。その「お姉さん」は、より多くの人に癒しを施すため、
大勢が一気に見られるスクリーンへと、羽ばたいていきました。
と、もうすでに鬼籍にお入りの「お姉さん」を偲んでみました。
艶やかって言葉があるが、昔の「お姉さん」には、これが当てはまる。
名をジョイ・ランシングという「お姉さん」の色っぽさは、なかなかに
目の保養になる?・・・。活躍の時期は五十年代から六十年、二十九年
生まれだから、二十代前半から、三十代後半までになる。
そして四十三歳で、乳癌のため亡くなる・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=aHlPnZg9_Ho&mode=related&search=
昔から妻帯者の男は、会社でこんな「お姉さん」と交わったら・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=KJ16hZLeHkE&mode=related&search=
「お姉さん」が歌っています。そしておばさんも・・、それにしても
セクシー衣装のバック・ダンサー、昔でもこういう路線は支持されてたのか・・。
http://www.youtube.com/watch?v=7eGnjuCwoW4&mode=related&search=
「お姉さん」が際どい衣装で、歌っています。
それにしても昔の「お姉さん」の方が、セクシーなのはどうしてだろう・・・
http://www.youtube.com/watch?v=NHvBbQLtDVY&feature=fvw
「宇宙の女王」 五十八年公開作
未見だから、内容はさっぱりだが、どうにも漂うテイストは・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=_QcKP2W5nYU&feature=related
「ビックフット」 七十年未公開作
この未見だった映画、面白いことに翻訳ものでないのだが、見ることが
出来た。
その恐ろしくB級テイスト満載の「ドタバタ・パニック」には、笑いが止まらない。
ジョイは、この作品が最後のやつだったらしいのだが、お色気ダンサーに恋す
る「雪男」も、何だがさらわれる痴態が、喜んでいるような悲鳴って・・・。
こういった作品は最初から、ドライビング・シアター向けの作品として、ローカル
へ回されるものなのだろう。
それだけに退屈な時間のすごし方として、映画があり横着なやつらは、車に乗
ったまま、食事やらお茶を飲みながら、家で寛ぐかのように映画が見たい。
といった要求にはあっている。
怪獣が出て、町がパニックになり、そして「色っぽい姉ちゃん」も出て、目の保養
も出来、笑いも時たまスリルも・・・。
そしてラストは、人間が勝つ。
にしても、歩く程度の早さだと人間でも簡単に追いつけそうだが、延々と悲鳴は続
き、やっと追いついた先に洞窟があり、その洞窟もろとも爆破して、雪男は閉じ込
められました。めでたし、めでたし・・・、にしてもひとりだけ生地の極端に少ない
服装は、ちょっとまぬけな感じにもなる。
それでも、見事な肢体を、拝められれば良しとする、「こまけぇことはいいんだよ」
の人々には受けた作品だったのでは・・・。
半年も前に下書きしたものが、延び延びになって・・・。
そのためリンク切れの確認をしていません。切れていたらごめんなさい。
といったところで、またのお越しを・・・。