パソコンが壊れた。
よって更新が出来ない・・・、と、いいわけがしく書いて、お茶を濁す。
唐突に「ジャズ、すんベェ・・・」のセリフで思い出す「グレン・ミラー」
そんな人の半生を映画にしたのが、「グレン・ミラー物語」である。
http://www.youtube.com/watch?v=TFmkdU4bOxI
「グレン・ミラー物語」 五十四年公開作
再掲載です、悪しからず・・・。
グレン・ミラーの「イン・ザ・ムード」がテレビから流れて
「ジャズやんべょ~う」の方言に、「スイング・ガール」に引
き込まれた。なかなか面白い映画だが、ほんの少し主題が分からない
きらいがなくもない。もっとも楽しめれば良しとしょう。
昨日のエントリーを書いていて、懐かしいリズムと「スイング・ガール」で
「グレン・ミラー物語」を思い出した。
これを見たのはリバイバル公開された七十一年で劇場でも見たが、その前にテ
レビ「淀川ながはる」解説の日曜映画劇場だったと思うが、で見た気がする。
使い古された言葉に「古き良きアメリカ」ってあるのだが、まったくこの映画
はその言葉通りの、貧しくとも自信と活気に溢れたアメリカがそこにあった。
その中で「茶色の小瓶」が一番印象に残っている曲だ。
「イン・ザ・ムード」も「ムーライト・セレナーデ」もいいのだが、エピソード
にほろりとし、心に残る曲になった。
それにしてもグレン・ミラーを演じたジェームズ・スチュアートの「善良なアメ
リカ人」的風貌は、この映画を盛り上げるのに最適だった。
またヘレン役の、ジューン・アリソンの極身近なアメリカ婦人ぷりも・・。
この夫婦愛も、あの「you belong to me」を歌ったおじさん同様、ほろりとさせ
られる。
戦争における慰問にも、ミラーはいとまないで出かける。
兵隊を励ますのに、一役買う。
自信に満ちたアメリカの正義が、こんなところにも顔を出す。
この映画のパンフレットに、キネマ旬報の編集者がライナノーツを書いているのだ
が、なんとも感傷的雰囲気満載で、時代を滲ませている。
それにしても辛口の批評が売りだったキネマの昨年のランキングには驚いた。
いつから映画批評はやめて、よいしょが得意の雑誌になったのだろう。
どう見たって、あの南朝鮮の怪獣映画は駄作だ。
組織票でもあったのだろうが、このライナノーツを書いた編集委員が今もいるか
分からないが、「君はかわっちゃったね」と言えるんだろうな・・。
と批判はすべきでないが、新聞に載っていた時は、おいおいと思ったから・・。
「古き良き時代」は遠くなりにけり・・。
そんなんでいいのだろうか、息苦しい世の中なんて・・。
しかし音楽は、色褪せているようでも、輝きは失わないなぁ
「スイング・ガール」ではないが、楽しむのを受け継ぐ若者が、
「温故知新」って魅力あると思うけど・・。
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- Amazon.co.jp といったところで、またのお越しを・・・。