お年寄りのメルヘン「白い犬とワルツを」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

秋深し、隣は何を・・・、と深まる秋と共に「人恋しい」季節かな・・・。

で、こんな時は心温まるメルヘンがいい、それも既に枯れてしまった老人の

それが・・・。となれば、「白い犬とワルツを」が浮かんでくる。



白い犬


白い犬

といっても、既に書いていて、それの再掲載で、お茶を濁す・・・。

と、手抜きです。悪しからず・・・。


今や団塊の世代のリタイヤが話題になっている。
それと共に熟年離婚ブームが、が訪れるかのようなマスコミの報道。
そんな折にこんな映画を見てしまうと、さて・・。
長年連れ添った男女の片割れか先にいなくなり、残された人の人生
における周囲の眼差しの優しさと裏腹の寂しさ、そしてそれを埋める
ように現れる白い犬、老人にしか見えない犬が、蝋燭の炎の先細りに
伴って、周囲の人の目にも映るようになって、やがては老人の危機を
救い、消えかかる蝋燭の炎と共に姿を消し、老人の死亡と共に老人に
言われたとおりに葬儀の次の日の明け方、墓地に行くとそこに優しい
イヌの足跡が残っている・・。
これはファアタジィーな老人のメルヘン物語だが、こんな人生の仕舞
い方は、やはり「幸せ」という言葉がぴったり当てはまる。
そこで熟年離婚だ。
年金分割に伴って、増えるだろうと予想されるが何だか、いいのだろ
うかと、思えてくる。
それは第二の人生っていえば、そうなのだろうが・・。
この「白い犬とワルツを」みたいな終わり方も素敵だと思うのだが・・。
私だっていつまで生きられるか分からない・・。
そろそろ仕舞い方を考えておく必要があるのだろうか?。
それにしてもこのおじいちゃんは、素敵だ。
日本映画では、仲代達也」が演じているらしいが写真を使いながら、
アメリカ映画しか見ていないのはご愛嬌です・・。

と、エントリーした時期が「熟年離婚」の話題が不安を煽るのが大好き

マスコミによってなされていた時だから、それに引っ掛けて書いたもの。

で、「白い犬」の話題といえば、今では業績の宜しくない携帯会社のコ

マーシャルを思い出すが、不思議な気持ちになる。

もっとももっと業績が悪くなれば、自然とコマーシャルも途切れと思うが

白を基調にしたイメージ戦略なのだろうが、灰色から黒というイメージし

かこの会社には持っていない者にすると、「せせら笑う」イメージだね。

と、悪口を書いても詮無い・・・。

まぁ、深まる秋には、こういった心がやさしくなる映画もいい・・・。

白い犬とワルツを
¥4,441                      といったところで、またのお越しを・・・。