旧約聖書における創世記に綴られている「ソドムとゴモラ」の町の、神を恐れぬ腐敗ぶりに、
神の怒りが降り注ぎ、二つの町は壊滅してしまう。
という人間の堕落を戒める啓示に用いられた物語の映画があった。
死海のほとりにあったとされるソドムとゴモラ、ヘブライの流浪の民、ロトの一行が見たものは・・・。
http://jp.youtube.com/watch?v=_0H75jV1EnE&feature=related
「ソドムとゴモラ」 ○○年公開作
六十二年公開の「ソドムとゴモラ」は、よーつべになく、代わりにあったものをリンクした
ものだが、ロトとその娘達がおじいちゃんとその息子一家になっていたりと、少し設定が
違っているが、流石に特撮については、技術進歩でミニチュアの破壊の前作よりは迫力
がある映像となっている。
もっとも前作の史劇では、監督がロバート・アルドリッチにも拘わらず、ロッサナ・ポデスタ
らお色気むんむんの女優が出て、史劇で描かれる衣装がどうしたものか、とてもセクシー
なもので、そんなところの鑑賞も楽しみなのものだったのが・・・。
退廃的描写として、男女の関係の乱れやフリークスや、盗賊などごった煮にして、ロト達の
眉をひそめさせて、滅亡しても仕方ない都市として描くと、一般受けに傾注した映画で、それ
はそれなりに時代的にも仕方がないものであるが、実際は同性愛やねじり曲がった人間の
醜悪な心というところが、滅亡しても仕方がない。
と、キリスト教的教えに背けば、こうなっしまうの神の啓示・・・。
そして今現在の地球の温暖化に対して、異常気象や災害の多発に鑑みれば、こういった映
画を思い出す・・・。
文明が発達したのか、人間の傲慢な「便利」というキーワードにおいてのみの発展かが、
資源を食いつくし、環境破壊を促進し、やがて自分達で壊したものによって、自分達の暮らし
を脅かされる・・・。因果応報は世の常で、「ハルマゲドン」はやがてやって来る・・・。
- ソドムとゴモラ
- ¥3,780 といったところで、またのお越しを・・・。