話題の病原体に便乗する最低のお下劣「エボラ・シンドローム」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

ウィルスの話題が出れば、それに便乗したり殊更不安を煽り立てる

ようなえげつない作品も生まれてくる。

それがこれまでもお下劣で品性が疑われる映画「人肉饅頭」を製作した

香港の映画会社が作ったのが「エボラ・シンドローム」である。



エボラ


http://jp.youtube.com/watch?v=0Gxhd6z7a0Y

「エボラ・シンドローム」 九十六年公開作

ストーリーはこれといって語るものもないし、世間の注目を集めた出来事を

完全に便乗して、下劣な発想のみで映画化したから、観客の食欲減退や

心情に楔を打ちつけるかのような、それでいて大笑いしてしまう史上最低の

評価が出来るもので、ここには接客業も風評被害がありそうな事柄はあるし、

ましてアフリカの人民に対しての差別意識は、胸糞が悪くなる。

ここまで行くと流石に「中国人」は、どうしたってエイリアン並の凶暴さと知能の

低さに、改めて頷いてしまう。

何しろエボラ・ウィルスに感染した肉を使って「ハンバーガー」は作るし、精液混

じりの肉は使う、そしてお茶には唾入りと、飲食業の評価を格段に引き落とし、

あらぬ風評に曝される・・・。




http://jp.youtube.com/watch?v=wkzyxuie5co

「人体解剖」の非常に愚劣なシーン。

見る人は気合を入れて、また食事前後の人の食欲を奪うこと請け合いですので、

それらの人はクリックしない方が宜しいかと、見て気分が悪くなっても責任は負いません。

にしても映画を撮っているあるいは演じている人も、自分でやっていて嫌にならないものか

と思える。性本能と食以外はまったく省みず、で一応パニック映画らしいところも見せるの

だが、そこは低予算、ちらっと防護服を見せて、後は口に含ませたシャボンで泡を吹く代わ

りにして、バタバタ人が死んでいく・・・。

見終わって、胸糞が悪くなる映画というものも、そうそうない。

エド・ウッドやロジャー・コーマンも形無しの・・・、いや、完全に凌駕しているし、発想は並ぶ

ものなし、お下劣に掛けては、やはり中国人に勝るものはなし、ある意味最強では・・・。

何しろ、先ごろでも襲った女の子の処分に困り、肉をミンチにしてスーパーで売ってしまうと

いう実際の話もあるお国柄である・・・。


もっともカルト的ファンは、拍手喝采する映画かも知れない。

エボラシンドローム~悪魔の殺人ウイルス~/アンソニー・ウォン

¥4,990
Amazon.co.jp                    といってところでねまたのお越しを・・・。