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じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」の「秋田県阿仁の拡声器振動板メーカーが考案・音特化型の熊よけ『ベアビビール』

 

 

礼状も同封されていました。

 

このTシャツは「身内以外持っていないある意味貴重なもの」だそうです。ならば私がこのTシャツを着れば、和洋電器製作所の社員になるのでしょうか。そんな戯言に対して「お前みたいなグータラ社員は要らんわ!」という声が聞こえてきました(幻聴)。社員は諦めます(初めから、その可能性はない)。普段着として愛用します。

 

支援額は振るわない結果になりましたが、宣伝効果はあったそうです。全国的な熊出没増加傾向で熊対策が喫緊の課題となっているので、ベアビビールが広く普及することを願っています。

 

 

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元プロ野球選手の斎藤佑樹は現在実業家であるとともに、日本テレビ系ニュース番組「news every.」のキャスターも務めています。
 
高校時代は「ハンカチ王子」として人気でしたが、正直なところ、プロ時代の成績は振るっていたとは言えません。「熱闘甲子園」のキャスターまでは良くても、プロ野球の解説は厳しいでしょう。
 
斎藤は「現役時代より有名になった元プロ野球選手」枠を目指すのでしょうか。その枠のトップランナーは長嶋一茂です。彼には「ミスターの息子」という属性もありますが、本人のキャラクターも強いです。おそらく今時の10~20代は長嶋がミスターの息子であることも元プロ野球選手であることも知らないかもしれません。
 
過去にはプロレスラーとして有名になった馬場正平ジャイアント馬場)や、
 
悪役俳優として有名になった八名信夫もいます。
 
「ハンカチ王子としての知名度」という貯金が尽きた時、斎藤の真価が問われます。ミスターの息子になるのは不可能であり、プロレス転向は可能性が低いです。せめて青汁のCM出演ができるほど頑張ってもらいたいですね。
 

どうも。今夏に全国各地で起こった大雨洪水災害の復旧予算を組むため、早急に臨時国会を開くべきところ、麻生太郎や旧安倍派の裏金議員による「石破おろし」によって石破茂首相が辞任に追い込まれ、開会は先送りにされます。麻生や裏金議員は自分が権力を得るためならば、被災者の救済など後回しでいいと思っている馬鹿野郎です。

 

それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『皆殺しに手を貸せ』です。

 

西部開拓時代末期の1870年アメリカ。泥棒稼業から足を洗ったモリーは愛する夫と慎ましく暮らしていたが、賞金稼ぎに夫を殺されてしまう。夫の名誉のため彼の無実を証明しようとしたモリーは巨大な陰謀の存在に気づき、自身の魂を死神に差し出して復讐の鬼と化す(映画.comより引用)。2025年日本公開作品。監督はオースティン・スネルで、出演はシェリー・リペル、ジェフ・ボワイエ、デイン・シュービー、デヴァン・R・ガルシア、カルメン・アネロ、パトリック・ポー、ショーン・ナイバーグ、ジェイソン・パフ。

 

アメリカ人のオースティン・スネル監督が現代に蘇らせたマカロニウエスタン(イタリア製西部劇)です。そのこだわりは1960年代のカメラを用いて16㎜フィルムで撮影するほどです。おかげでザラついて味のある映像に仕上がっています。

 

マカロニウエスタンだけでなく、ダリオ・アルジェント監督のサスペンス映画やオカルト映画のテイストも加味されています。そのため、血がたくさん出るグロ描写がてんこ盛り状態です。

 

主人公のモリー(シェリー・リペル)は、か弱き未亡人のキャラクターで登場しながら、泥棒夫婦の片割れという過去があり、その本性を露わにしていきます。自分を襲った悪党の内臓を引っ張り出したり、殺した悪党の死体を豚の餌にしたり、捕らえた悪党の金玉を潰したりと、やり過ぎなほど大活躍です。

 

主人公がそうなので、本作の登場人物は悪人だらけです。善人は新任保安官のボズリー(デイン・シュービー)だけです。この悪人だらけという設定はマカロニウエスタンの特徴です。イタリア映画人はアメリカの「正義」に興味を持ちません。だから善良で正義感のある保安官が、ならず者を退治するという西部劇を作りません。虐げられた悪人が虐げた悪人に復讐する西部劇を作ってきました。

 

このイタリア映画人の精神は、何故かアメリカ人のスネル監督に継承されました。悪徳保安官のフランク(ジェフ・ボワイエ)の説く「正義」に唾を吐きかけるように、政治家を目指す彼の自宅パーティーで壁に掲げられた星条旗に血飛沫を散らします。そこには、アメリカ・ファーストという「正義」の欺瞞性を批判する現代的なメッセージが込められているかのようでもあるのです。

 

★★★★☆(2025年8月26日(火)秋田県大館市・御成座で鑑賞)

 

御成座(オナリ座) ~大館市の映画館~ | 秋田県大館市の東北で最後の映画館「御成座(オナリ座)」

 

 

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