どうも。高市早苗は馬車馬のように働けと国民に強いてはいませんが、その威を借りて従業員や部下を酷使するバカな経営者や上司が現れることは想像に難くないです。長い物には巻かれ、寄らば大樹の陰なのが日本のマジョリティですから。それを理解せずに勢いだけで軽弾みな発言をする者は宰相の器ではありません。
それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『お願いだから、唱えてよ』です。
女が帰宅すると、家に知らない男がいた。自分が“幽霊”だと名乗った男は、パニックになる女に頼みがあるという。果たしてその頼みとは……(キネマ旬報WEBより引用)。2022年公開作品。監督は佐島由昭で、出演は異議田夏葉、山口森広、関口敦史、高野ゆらこ。
ワンルーム会話劇の短編ホラーコメディー映画です(上映時間17分)。ほぼアパートの一室で物語が展開するので、舞台劇に近いものがあります。
セットを組んだスタジオではなく、アパートの一室を借り、出演者4人(そのうち1人は声のみ)だから制作費は安く抑えられているはずです。昔の自主映画やピンク映画が似たような環境で作られていました。
幽霊が出る話なので一応ホラーですが、内容的にはコメディーです。怖くないのでホラーとしてはダメです。しかし鑑賞後、人情噺を聞いたような心温まる余韻が残るのです。
★★☆☆☆(2025年9月12日(金)インターネット配信動画で鑑賞)

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