どうも。面識のない米農家に押しかけ、スーパーより安い価格に値切らせて米を買おうとするのは、賢い消費者ではなく意地汚い乞食の所業です。
それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『蹄の悪魔』です。
森の掟を破って子鹿を射殺した男が森の守護神に追い詰められていく。2024年製作のスリランカ映画で、日本劇場未公開作品。監督はアカシュ・スネトクマラで、出演はダヌシュカ・ディアス、カヴィシュカ・ワルナクラ、サンジーワ・ウペンドラ。
日本では馴染みが薄いスリランカ映画で、しかも短編ホラー映画です。隣国のインド映画が繁栄しているのに、スリランカ映画は世界に知られているとは言い難いです。
スリランカの風土を活かした土俗的なムードを出しながら、森の言い伝えを説明するシーンをアニメで表現するモダンな手法を用いるのが面白いです。
ストーリーが複雑ではなく、登場人物が少ないので分かり易いです。上映時間24分という短さなので、気軽に観ることができます。
秋田県民としては、舞台設定を日本のマタギに置換して誰か撮って欲しいと思うのです。
★★☆☆☆(2025年5月23日(金)インターネット配信動画で鑑賞)

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