【映画評】0cm4 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

どうも。公職選挙とは有権者が自分の部下となる奉仕者を選ぶのですから、就職面接の一種です。それなら若さやルックスを採用基準とする会社=有権者は変です。セクハラする気満々で気持ち悪い会社=有権者です。

 

それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『0cm4』です。

 

視覚障害の手術を一週間後に控えた男が、自分の見ている色のイメージを映像に記録する。2001年公開作品。監督は園子温で、出演は永瀬正敏、麻生久美子、鈴木卓爾。

 

園子温監督の実験的短編映画です。2000年3月に開催された荒川眞一郎のパリコレのプレゼンテーションのために製作された作品です。そのため、キャストとスタッフにオシャレな匂いが漂っています。

 

街中でのゲリラ撮影と演者を疾走させる演出は、この頃の園監督流の演出です。オシャレ映画であっても、園監督は俺流を貫きます。

 

オチは色即是空という意味でしょうか。前衛的でありながら、意外と分かり易い作品なのです。

 

★★☆☆☆(2025年3月14日(金)インターネット配信動画で鑑賞)

 

 

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