どうも。何百億円もの税金無駄遣いより「10万円分の商品券」が貧乏くさい大衆の劣情を煽るパワーワードになることを知って騒ぎ立てるのが、旧安倍派(清話会)の石破おろし戦略です。それに乗っかって高市早苗または小林鷹之が総理大臣になるのを見たいですか?
それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『悪魔の街』です。
凶悪脱走犯が香港に逃亡するために現金輸送車襲撃を計画し、ギャング団や警察と抗争する。1956年公開作品。監督は鈴木清太郎(鈴木清順)で、出演は河津清三郎、由美あづさ、志摩桂子、菅井一郎、中川晴彦、芦田伸介、松下達夫、河野秋武。
後に鈴木清順となる鈴木清太郎の監督第3作です。タイトルはホラー映画みたいですが、アクション映画です。
何となく華がないキャスティングから、鈴木はあまり期待されていない若手監督だったと思われます。ギャングの子分役で若々しい芦田伸介を見ることもできます。
後に「清順美学」と形容されるセンスや技巧は、まだ開花していないようです。終盤の銃撃&逃走シーンは『殺しの烙印』に近いものを感じられなくもありません。
鈴木清順初期作品としての価値はありますが、作品自体は平凡な出来と言わざるを得ないのです。
★★☆☆☆(2025年2月13日(木)インターネット配信動画で鑑賞)

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