どうも。NHKから国民を守る党の立花孝志とその支持者は激烈に批判して叩き潰さなければなりません。他県の出来事だと甘く見ていると、あなたの地元の選挙に出馬して健全な民主主義を破壊するおそれがあります。
それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『ダークグラス』です。
イタリア、ローマで娼婦ばかりを狙った猟奇的な連続殺人事件が発生する。殺人鬼の4人目のターゲットになってしまったコールガールのディアナは、ある夜、執拗に追いかけられた末に、車が衝突する大事故に遭う。一命はとりとめたものの両目の視力を失ってしまったディアナは、同じ事故に巻き込まれて両親を亡くした中国人少年のチンとの間に特別な絆が生まれ、2人は一緒に暮らすことになる。しかし、そんな彼女たちを殺人鬼が付け狙う(映画.comより引用)。2023年日本公開作品。監督はダリオ・アルジェントで、出演はイレニア・パストレッリ、アーシア・アルジェント、シンユー・チャン。
ダリオ・アルジェントが前作『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』から10年間のブランクを経て監督したサスペンス・スリラーです。実の娘であるアーシア・アルジェントが主人公ディアナ(イレニア・パストレッリ)を支える歩行訓練士リータ役で出演し、共同プロデューサーも兼任しています。
劇中で最初に被害者となる娼婦は喉から血を噴き出して死にます。このインパクトあるツカミから始まり、本作ではグロ描写が見られます。ディアナの職業が娼婦であることから、当然ながらエロ描写もあります。そしてディアナやリータなど女性の登場人物を特に酷い目に遭わせるサディスティック描写もあります。
これらはアルジェント監督の過去作でも見られる特徴です。本作でも揃えていますが、アルジェント監督が80代という高齢のためなのか、過去作に比べてパワーを欠く印象を受けます。
本作より10年前、まだ体力があったアルジェントが監督し、アーシアを主演にして撮っていれば、もっと面白くなったのではないかと悔やまれるのです。
★★☆☆☆(2025年2月10日(月)インターネット配信動画で鑑賞)
にほんブログ村 映画評論・レビューに参加しています(よろしければクリックを!)