【映画評】アッシャー家の崩壊 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

どうも。不倫しても「国民民主党代表(職務停止中)」で代表としての発言ができるならば、不倫しても「お笑い芸人(謹慎中)」でバラエティー番組に出演してもOKですかね。ふざけるなよ玉木雄一郎!

 

それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『アッシャー家の崩壊』です。

 

没落貴族の友人に招待された主人公が、その館で異常な体験をする。1948年製作のイギリス映画で、日本劇場未公開作品。監督はイヴァン・バーネットで、出演はグウェン・ワトフォード、ケイ・テンデター、アーヴィング・スティーン、ヴァーノン・チャールズ、ルーシー・ペイヴィー。

 

エドガー・アラン・ポーの小説を原作とする怪奇映画です。同小説を原作とする映画は、本作の後に何本も作られています。

 

サロンに集まった紳士たちが怖い話をするため、本棚からポーの作品集を手に取り、原作小説を読み始めるという演出で物語に導入していきます。メタフィクションの一種です。

 

原作はアメリカ人作家のポーによるものですが、本作は専らイギリス人スタッフによって作られています。没落貴族について描く場合、イギリス人の方が慣れているのでしょう。

 

静かにジワジワと恐怖を煽るゴシックホラー的演出は味わい深いものがあります。しかし派手に驚かせてくる現代ホラーに慣れてしまった身にとっては、少々物足りなくもあるのです。

 

★★☆☆☆(2024年12月16日(月)インターネット配信動画で鑑賞)

 

 

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