どうも。夏の水害による農作物被害を補填するために補正予算を成立させるのが秋の臨時国会です。今年の秋に自民党総裁選があり、それで忙しいから臨時国会を開かないということはありませんよね。国民生活より自分らの「サル山のボス」を決める方が重要だということはありませんよね。
それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『映画 としまえん』です。
大学生の早希は、高校時代に仲の良かった友人たちと一緒に、かつてよく遊びに行ったとしまえんを訪れる。ネットで噂になっていた「としまえんの呪い」があるという古い洋館を見つけた早希たちは、軽い気持ちで噂を試すが、その直後から恐ろしい現象に次々と襲われ、メンバーが1人また1人と姿を消していく。友人たちを必死に捜すうち、早希は呪いの誕生にまつわる恐ろしい秘密にたどり着く(映画.comより引用)。2019年公開作品。監督は高橋浩で、出演は北原里英、小島藤子、浅川梨奈、松田るか、さいとうなり、小宮有紗。
実在した遊園地「としまえん」の全面協力で作られたホラー映画です。2020年の閉園前に一稼ぎしようという魂胆だったのでしょうか。
遊園地の宣伝を目的としているので、大人から子供までの全年齢対象です。そのため、ショック描写もグロ描写も弱めにしています。
ツッコミどころが多い映画です。その最たるものは「としまえんの呪い」ではなく、「行方不明女子高生の呪い」ではないかと言うものです。
本作は映画として欠陥商品です。それでも、としまえんを利用したことがある人が思い出に浸るための映像記録としての価値はあります。残念ながら、それしかないのです。
★☆☆☆☆(2024年6月27日(木)インターネット配信動画で鑑賞)
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