今日はやることがたくさんあって多忙だったので、ショートネタですみません。
食品衛生法改正によって漬物の製造販売に厳しい基準の営業許可が必要となり、全国で漬物を手作りして直売所や道の駅で販売してきた素人漬物職人が廃業に追い込まれました。伝統的な「ふるさとの味」が消滅する危機です。
その食品衛生法改正のきっかけとなったのは、減塩浅漬けが原因のO-157食中毒による死亡事故です。本来保存食である漬物は塩分によって保存性を高めるものです。減塩すれば保存性は低下し、冷蔵しなければ保存できないという、漬物の目的から外れた本末転倒な代物が出来上がります。
減塩ではない漬物は常温保存が可能です。それと減塩漬物を十把一絡げにする雑な食品衛生法改正が多くの素人漬物職人を潰し、日本の伝統食文化を破壊しています。その原因は減塩ブームにあります。塩分の高い漬物は少しだけ食べて味わえばいいのです。自己節制の出来ないバカが生産者に押し付ける減塩は社会的害悪です。

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