棄民する国でコロナを正しく恐れる。 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

本日(9月7日)の報告では、1医療機関当たりの新型コロナウィルス感染者数は30.61人でした(データソースはこちら)。新型コロナウィルスの感染症法上の位置付けが5類に移行してから初の30人超えです。

 

5類移行して最初(5月18日)の報告では、1医療機関当たりの新型コロナウィルス感染者数が3.06人だったので、単純比較して10倍に増えています。

 

5類移行する直前である5月1日から5月7日までの1週間で、秋田県内における新型コロナウィルス感染者数は779人だったので、単純計算すれば、直近(8月28日から9月3日まで)の秋田県内における新型コロナウィルス感染者数は779×(30.61÷3.06)≒7792人とみなすことができます。1日当たり7792÷7≒1113人です。これは穏やかでいられない数字です。8月の夏祭りラッシュが感染拡大の原因であることは疑いありません。

 

この状況下で、秋田県感染症特別対策室は「検査キットで陽性となったものの、症状が軽く自宅療養している人に対して、学校や事業所が受診や検査で診断を確定するよう指示することは医療のひっ迫につながる。医療機関に検査や治癒証明を求めないでほしい」と協力を呼びかけています。ざっくり言えば「コロナになっても病院来るな」です。

 

厚生労働省は新型コロナウィルスワクチンについて無料接種を来年3月で終了する方針を発表しました。来年4月以降のワクチン接種は自己負担となります。もう政府は棄民したのです。

 

政府が5類移行を決定したから、新型コロナウィルスが弱毒化するというバカな話はありません。海外からの新型変異株が発見されたという話もあります。しつこいようですが、まだ新型コロナウィルス感染予防策を怠ってはいけないのです。

 

 

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