9月18日(日)、東京・日本武道館で開催される全日本プロレス50周年記念大会がBS日テレで午後7時から生中継されます。全日本プロレス主催の大会を日本テレビグループが放送するのは21年ぶりだそうです。
日本テレビはプロレス黎明期から力道山の日本プロレスを放送していました。力道山の死後、日プロのダラ幹(from『プロレススーパースター列伝』)による経営体制を見限ったジャイアント馬場が全日本プロレスを旗揚げすると、日本テレビは全日を放送し始めました。そして馬場の死後、リング上のことに口を出す馬場元子に反発した三沢光晴が多数の選手と共に離脱し、プロレスリング・ノアを旗揚げすると、日本テレビは全日本プロレスから手を引き、ノアを放送する決断をしました(現在、日本テレビはノアを放送していません)。これらの歴史を踏まえれば、今回の中継がプロレスファン(しかも全日派や馬場派)にとって、どれほど重大な意味を持つかお分かりいただけるでしょうか。
そうは言っても、現在の全日は馬場時代の全日テイストが希薄になっています。放送予定の3試合に出場する選手で馬場時代の全日に在籍していたのは大森隆男だけです。タイトルマッチの特別立会人にスタン・ハンセン、小橋建太、川田利明、田上明がいますけど(放送時間外の試合には大仁田厚、渕正信、越中詩郎、グレート小鹿、谷津嘉章、井上雅央が出場し、ザ・グレート・カブキがゲストで来場します)。
そうであっても、プロレスファンのおっさんは見逃せません。今回の放送が高評価され、全日のビッグマッチが定期的に放送されることを願いながら観ます。
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