【映画評】キャッツ | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

どうも。生稲晃子を当選濃厚にしてしまう相変わらずの都民クオリティー。

 

それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『キャッツ』です。

 

人間に飼いならされることを拒み、逆境の中でもしたたかに生きる個性豊かな「ジェリクルキャッツ」と呼ばれる猫たち。満月が輝くある夜、年に一度開かれる「ジェリクル舞踏会」に参加するため、街の片隅のゴミ捨て場にジェリクルキャッツたちが集まってくる。その日は、新しい人生を生きることを許される、たった一匹の猫が選ばれる特別な夜であり、猫たちは夜を徹して歌い踊るが……(映画.comより引用)。2020年日本公開作品。監督はトム・フーパーで、出演はフランチェスカ・ヘイワード、ロビー・フェアチャイルド、ジェニファー・ハドソン、ジェームズ・コーデン、ローリー・デヴィッドソン、イアン・マッケラン、ジュディ・デンチ。

 

世界中で愛され続けてきた名作ミュージカルの映画化作品です。日本では劇団四季が上演してきました。

 

それほどの名作なので、内容的にも興行的にも失敗は許されません。ミュージカル適性のある実力派俳優を揃え、歌とダンスを一級品にしたことは認めます。

 

しかし、リアルで不気味な猫メイクのせいで内容が入って来ません。毛並みの質感などが猫なのに、体形が人間というミスマッチが気持ち悪いのです。

 

舞台版のように明らかに衣装だと分かる方が気にならないでしょう。あるいはアニメ化してキャラクターの体形を完全な猫にしても良かったでしょう。

 

それでもネット上では高評価のレビューがあり、人によって好き嫌いが大きく分かれる映画なのです。

 

☆☆☆☆(2022年6月22日(水)DVD鑑賞)

 

 

 

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