先日、参院選の立候補者から電話がかかってきました。「こんにちは。○○○○です」という出だしで自分への投票をお願いする電話です。その電話自体は公選法に反しない選挙活動です。
ただ気に入らないのは、その声が録音ボイスであることです。自分の名前を投票用紙に書いてもらうというお願いをするのに、無機質な録音ボイスというのは誠意を欠くのではないでしょうか。立候補者本人が選挙活動で多忙であるのは知っています。それならば、せめて事務所スタッフの肉声でお願いすべきでしょう。
急病で会社を休む連絡をする場合、EメールやLINEの文面で済ますのではなく、肉声で電話をするのが社会人として最低限のマナーです。病気休暇のお願いどころではない、もっと重要なお願いをするに当たって、最低限のマナーを守れない人間は信用に値しません。
これは細かい揚げ足取りではありません。「神は細部に宿る」という言葉があります。仕事の隅々にまで気を配れない雑でガサツな性格の人間に、国会議員という大きな仕事を任せることはできません。その注意力不足は取り返しのつかない大損害を発生させる危険性があります。
誠意を欠き、社会人として最低限のマナーを守れない雑でガサツな人間に一票を投じる気はありません。
その立候補者の名前は村岡敏英です。

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