【映画評】悪魔のバージン | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

どうも。世襲社長、儲け主義の強行運航、ブラック労働、点検不備、コンプライアンス違反と列挙できる知床観光船事故には、日本企業のダメなところが凝縮されています。

 

それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『悪魔のバージン』です。

 

スターになるためロンドンに上京した美人姉妹が悪魔崇拝集団の生贄にされそうになる。1973年製作のイギリス映画で、日本劇場未公開作品。監督はレイ・オースティンで、出演はアン・ミッシェル、ヴィッキー・ミッシェル、キース・バックレイ、パトリシア・ヘインズ、ジェームズ・チェイス、ニール・ハレット。

 

いわゆるエロティック・ホラーにジャンル分けされる作品ですが、エロもホラーも中途半端です。

 

上掲されているDVDジャケットのデザインを見れば、エロを期待してしまいます。確かにヌードシーンはありますが、ただ脱いでいるだけでエロさは少ないです。

 

またホラーとして怖くはありません。悪魔崇拝集団の儀式シーンは漫画版『デビルマン』の儀式(サバト)シーンの方が血生臭くて禍々しいです(実写映画版『デビルマン』の儀式シーンは怖くありません)。

 

全体的に緩いムードが漂い、鑑賞後に印象が残りません。これでは日本劇場未公開であることに納得できるのです。

 

☆☆☆☆(2022年4月14日(木)インターネット配信動画で鑑賞)

 

 

 

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