2月27日(日)、秋田県北秋田市にある阿仁比立内がっこステーションで「がっこ市」が開催されます。「がっこ」とは秋田弁で漬物の総称です。
同イベントは昨年まで道の駅あにで開催されましたが、今年から秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線)比立内駅にある「がっこステーション」で開催されます。がっこステーションは、地域おこし協力隊員である北秋田のフードハンターこむぎ子さんが駅舎を改装したコワーキングスペースです。
大阿仁地区の家々で継承されてきたがっこを購入できるイベントです。しかし、昨年施行された改正食品衛生法により漬物製造業に営業許可が必要となり、経過措置終了後の2024年6月から素人が作ったがっこを販売することができなくなります。がっこの味は家々で異なり、それが豊かな食文化を育んできました。秋田県独自で「がっこ特区」のようなものを創設するか、それとも無策により食文化を滅ぼすのかは、まだ決まっていません。
だから今のうちに伝統のがっこを買いにおいでよ!
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