大晦日格闘技「RIZIN.33」の感想 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

昨年12月31日に放送された「RIZIN.33」の感想です。先に視聴率について言及すると、昨年を0.1ポイント上回っての7.4%だったそうです(午後8時~同11時の平均世帯視聴率)。テレビ離れが進んでNHK紅白歌合戦ですら視聴率を下げたことを考慮すれば、健闘したと評価できます。それでも、もっと上を目指すべきですけどね。

 

メインは朝倉海VS扇久保博正のバンタム級トーナメント決勝戦でした。大方の予想を覆して扇久保が判定勝ちしました。海は準決勝の瀧澤謙太戦で拳を骨折したそうですが、負けは負けです。海はボクシング練習を積んで堀口恭司に勝ったことから、技術重視の真面目アスリートになって昔の荒々しさを失っているような気がします。朝倉未来と海の朝倉兄弟は、路上の荒々しさを忘れたら魅力が無くなります。

 

RIZINが発足当時から推していたジョシカク(女子格闘技)路線のアイコンとも言えるRENAパク・シウに判定負けしました。女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加がノンタイトル戦ながら若手の伊澤星花にTKO負けしたことも加えて、ジョシカクの風景が変わりそうな予兆です。

 

そしてRIZINの風景を変える最大の出来事は、那須川天心の卒業=ボクシング転向です。卒業マッチは五味隆典とのボクシングマッチでしたが、試合決定したのが2週間前ということもあり、双方とも調整不足が見える試合内容でした。天心は4月にRISEでのラストマッチ、6月に武尊とのドリームマッチが控えており、それらは万全のコンディションで完全燃焼して欲しいです。

 

まだ新型コロナウィルスが猛威を振るっている状況下では、外国人選手の参戦が困難なので、日本人の新しいスター選手を生み出すのがRIZINにとって急務です。“キング・カズの次男”三浦孝太、“初代タイガーマスクの長男”佐山聖斗、“元幕内・貴源治”貴賢神をどう育てていくかです。彼らを視聴率や観客動員のためだけの客寄せパンダにしてはいけません。

 

まあ、八百長疑惑のシバターは格闘技界永久追放でいいです。

 

RIZINの最新情報はこちら→http://jp.rizinff.com/

 

 

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