ゴタゴタ続きの東京五輪が明日23日に開会式を行う予定です。今日は東京都の新型コロナウィルス感染者数が1979人でしたが、明日は開会を祝って2020人になるのでしょうか(不謹慎?)。
それを前に世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長が来日し、国際オリンピック委員会(IOC)総会で東京五輪開催への支持を表明しました。これに対し、WHOのお墨付きを貰ったから、東京五輪は安心安全に開催できると素直に喜んでいいのでしょうか。
WHOの思惑は東京五輪を新型コロナウィルス変異株の大規模感染サンプルにすることにあると、私は思っています。東京五輪の開催によって東京という限定された空間に人口が密集します。そこで得られる情報は今後の新型コロナウィルス対策に役立つでしょう。調査対象となる個体数が多ければ多いほど、調査結果の正確性や信憑性は増しますからね。
そのサンプルは来年の北京五輪で有効活用されるでしょう。中国は日本の轍を踏まなければ、北京五輪をより成功に導けます。新型コロナウィルス感染拡大が始まってから、WHOは中国寄りの発言をしていると非難されてきました。そのWHOが北京五輪成功のために尽力しても不自然ではありません。
北京五輪のための東京五輪。北京五輪の踏み台になる東京五輪。北京五輪の犠牲になる東京五輪。これが私の勝手な妄想であればいいのですけどね。
にほんブログ村 ニュース批評に参加しています(よろしければクリックを!)