【映画評】結婚協奏曲 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

どうも。カウンターに座って一人黙って酒を飲むのと、テーブルを囲んで複数人がお喋りしながら紅茶を飲むのとで新型コロナウィルス感染リスクが高いのは、どちらでしょうか。

 

それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『結婚協奏曲』です。

 

新米判事のミスで法的に婚姻無効になった夫婦5組を描くオムニバス・コメディ映画。1952年製作のアメリカ映画で日本劇場未公開作品。監督はエドマンド・グールディングで、出演はジンジャー・ロジャース、フレッド・アレン、イヴ・アーデン、ポール・ダグラス、エディ・ブラッケン、マリリン・モンロー。

 

まだセクシー要員扱いだった頃のマリリン・モンローが出演しています。州のミセス・コンテストに優勝したが、婚姻無効でミス・コンテスト優勝者になるという役です。

 

オムニバス形式なので退屈しません。多数の登場人物が交錯する群像劇『グランド・ホテル』を監督した、エドマンド・グールディングが演出しているので、上手く仕切れています。

 

夫婦5組とも婚姻無効になったことによって、結婚生活を再考する機会を与えられます。そして異なる形ではありますが、5組ともハッピーエンドで終わります。本当の幸福に気付くためには、人生に何らかのショックが必要なのでしょう。

 

★★★☆☆(2021年5月21日(金)DVD鑑賞)

 

 

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