どうも。IOCは何を売っちょるの、興行師じゃないの。言うなら、あれらはアスリートの汗と涙で飯食うとるんで(『仁義なき戦い 広島死闘篇』の大友勝利パロディー)。
それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『パラノーマル・アクティビティ3』です。
1988年9月24日、ある家庭で姉妹と思われる2人の少女が部屋を暗くし、鏡の前でホームビデオを回していた。しかし、彼女たちのカメラには不可解な映像が次々と映し出されていき……(映画.comより引用)。2011年日本公開作品。監督はヘンリー・ジューストとアリエル・シュルマンで、出演はクリストファー・ニコラス・スミス、ローレン・ビットナー、クロエ・チェンゲリ、ジェシカ・タイラー・ブラウン。
低予算ながら大ヒットを飛ばした『パラノーマル・アクティビティ』から続くシリーズ第3作です。第1作の時代設定から18年遡って、幼いケイティとクリスティの秘密に迫ります。第3作で過去のエピソードを描くのは、テレビゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズと同じ構成です。
第1作から続く、定点カメラからの映像によって超常現象のリアリティーを増す手法は変わりません。本作では扇風機にカメラを取り付け、首振り機能を利用した動きのある画を作っています。そうした工夫をする努力は評価します。しかし、どうしてもマンネリ感があることを否めません。
また事件の黒幕について、その全貌を明かさず、謎を残したままで終わらせています。これはシリーズ次回作に繋げるためです。何だか志の低いシリーズ物ですね。
★★☆☆☆(2021年5月3日(月)DVD鑑賞)
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