【映画評】U.M.A レイク・プラシッド | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

どうも。アメリカ大統領はアメリカの利益を最優先します。大統領が誰になっても、日本の利益のために何かしてくれると甘ったれた考えを持ってはいけません。日本の利益は日本が守るものです。

 

それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『U.M.A レイク・プラシッド』です。

 

メイン州の静かな湖で人々が何かに襲われる事件が起き、保安官や生物学者が調査に乗り出す。2000年日本公開作品。監督がスティーヴ・マイナーで、出演はビル・プルマン、ブリジット・フォンダ、オリヴァー・プラット、ブレンダン・グリーソン、ベティ・ホワイト。

 

DVDジャケットのデザインからもB級感がプンプンと匂ってくる、モンスターパニック映画です。ビル・プルマンとブリジット・フォンダはメジャーな作品にも出演していますが。

 

ジョーズ』からの伝統である水中撮影、巨大生物に人間が食いちぎられるグロ描写は、よく出来ています。しかし、人が死んでいる非常事態であるにもかかわらず、作品全体に緊張感がありません

 

クセの強い登場人物たちが軽口を叩き合うため、コメディ色が出てしまっています。また、巨大生物をおびき寄せるため、ヘリコプターから生きた牛一頭を吊り下げるというアイデアは、完全に笑いを取ろうとしています。

 

監督のスティーヴ・マイナーは『13日の金曜日PART2』でデビューしているので、「湖畔の惨劇」に慣れているはずです。それでも、本作のような出来になるのは脚本(デヴィッド・E・ケリー)が悪いか、監督の80年代ノリが時代に合わないかのどちらかでしょう。

 

★★☆☆☆(2021年1月11日(月)DVD鑑賞)

 

 

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