古物が好きで好きでたまらない諸君のために紹介します。
第9回は十銭白銅貨です。
原材料である白銅は、銅とニッケルのことです。第一次世界大戦で銀の価値が高騰し、多くの銀が輸出されて不足したので、小額紙幣が発行されました。その後、銀の価値が安定したので、小額紙幣を回収するために発行された硬貨です。
そのような事情で大正9年から急遽発行したので、初年分は発行枚数が少なく、他年発行分より希少価値があるそうです。手元にあるのが大正9年発行なので、ニヤニヤしています。
ブログランキング・にほんブログ村に参加しています(よろしければクリックを!)