新型コロナウィルス感染拡大防止のためのイベント自粛要請が緩和され、プロ野球で制限付きながら観客を入れた試合を再開しています。ここ最近の感染者数増加を思えば、手放しで喜ぶことはできませんが。
その流れの中、イベント自粛で3大会も中止してきた総合格闘技「RIZIN」が、観客を入れた興行を再開します。神奈川県横浜市にある「ぴあアリーナMM」で8月9日に「RIZIN.22」が、8月10日に「RIZIN.23」が開催されます。勿論新型コロナウィルス感染防止策を取りながらの興行です。
両大会とも対戦カードは日本人選手の対決が主です。海外渡航が厳しく制限されているので、仕方ないことです。驚いたことに、「RIZIN.23」で組まれているRIZINバンタム級タイトルマッチが扇久保博正VS朝倉海になっています。昨年末にマネル・ケイプが朝倉に勝って新チャンピオンになったのですが、何と米国メジャー総合格闘技「UFC」に移籍したので、チャンピオン空位の状態になったのです。そこでケイプの次回対戦相手だった扇久保と、ケイプに敗れた朝倉でタイトルマッチが組まれたということです。
ケイプだけでなく、RIZINライトヘビー級チャンピオンのイリー・プロハースカもUFCに移籍したので、同チャンピオンも空位です。RIZINの前身であるPRIDEは、UFCの選手引き抜きによるダメージが衰退の一因でした。RIZINもPRIDEと同じ運命を辿ってしまうのでしょうか。「日本の格闘技を潰したくない!」という熱い思いをお持ちの方は、「RIZIN活動継続クラファン」で支援しましょう。
あらゆる業界が新型コロナウィルスによってダメージを受けています。RIZINも大きな経済的ダメージを受けていますが、何とか年末まで生き延びて欲しいです。だって、総合格闘家転向宣言をした元・十両の貴ノ富士がRIZINのリングで闘う姿を見たいのですから(把瑠都や大砂嵐みたいになりませんように)。
RIZINの最新情報はこちら→http://jp.rizinff.com/
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