6月12日現在、我が家にアベノマスクは届いていません。緊急事態宣言が解除されてから、かなり経ちました。一般社会では、納期内に納品できないと仕事ができない奴の烙印を押されますけどね。
このアベノマスクという呼び方は、この政策がアベノミクスと同様、愚策であると揶揄する意味で付けられたはずです。しかし、今や反安倍派のみならず、親安倍派もその呼び方をSNSで用いるようになり、愛称のようになっています。本来の揶揄する意味合いが、かなり薄れています。
このようにネガティブなイメージを持った言葉を、メディアを通じてポジティブなイメージに転換させるテクニックは、政府が大手広告代理店の電通あたりから教わったのでしょうか。あの業界は、キャッチコピーという形で言葉を操るのに長けていますから。
実際に政府が行うキャンペーン事業の多くを電通が請け負っています。それどころか電通にとって専門外であるはずの持続化給付金事業まで委託するほどです。政府と電通の蜜月関係は、安倍昭恵の結婚前の職場が電通であることに起因しているのでしょうかね。
アベノマスクという蔑称が愛称に変わったように、言葉の意味をコントロールすることによって政権批判をかわすという巧妙な手口には、容易く騙されないようにしたいものです。
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