不定期に古物を公開して無駄話をします。
第5回はのらくろ丸メンコです。
田河水泡の漫画『のらくろ』がデザインされたメンコで、直径は2㎝ほどです。メンコ遊びなんて今時のナウなヤング(死語連発)は知らないでしょうな。
『のらくろ』は戦前に連載開始された漫画です。現在の漫画とコマ割りや構図が異なるので、今時のナウなヤング(死語連発Ⅱ)が読めば、新鮮に感じるかもしれません。映画におけるズームやパンの技法を取り入れた手塚治虫以後の漫画と比較すると、現代漫画の進化過程が見えてきます。
『のらくろ』はテレビアニメ化もされました。1970年版と1987年版があります。1970年版『のらくろ』で、のらくろの声を演じたのは大山のぶ代です。のらくろと某猫型ロボットの声が同じだったのですね。1987年版『のらくろクン』では、のらくろの孫が主人公で、祖父のらくろも登場する設定です。戦争を知らないナウなヤング(死語連発Ⅲ)にも通用させるための設定でしょう。
思うに、往年の名作を現代に復活させる場合、ストレートにリメイクするのではなく、「〇〇の子孫」という設定にするのも良い方法です。そうすれば、ナウなヤング(死語連発Ⅳ)にもバカウケ(死語追加)間違いないです。グッドアイデアではありませんか?(というか、既に『金田一少年の事件簿』があるわ!)。
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