3月末に亡くなった志村けんが主演する予定だった映画『キネマの神様』で、志村の代役が沢田研二に決まりました(公式サイトより)。
志村と沢田は、かつて同じ事務所(渡辺プロダクション)に所属しており、『8時だョ!全員集合』や『ドリフ大爆笑』などで何度も共演していました。親友の遺志を継ぎ、沢田が14年ぶりの映画出演をするのです。
本作は過去パートと現在パートに分かれ、菅田将暉が主演する過去パートは既に撮影終了しており、4月から志村が主演する現在パートの撮影を開始しようとした矢先の訃報でした。本作において志村の演技は無いのですから、沢田は過度に志村を意識することなく、自分の演技をすればいいのです。
思えば、山田洋次監督の『東京家族』も菅原文太の代役で橋爪功が主演を務めました。大ベテランの山田監督ならば、演出プランの変更は可能なはずです。来年2021年の公開を待つとしましょう。
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