どうも。国会議員が歳費を1年間2割削減、いや全額削減したところで、大した財源になりません。所詮「やってる感」アピールの見せかけパフォーマンスです。それよりも歳費を削減しないから、その分しっかり仕事をして「補償ある自粛」を実現しろと言いたいです。
それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『ジャスティス・リーグ』です。
自らの命を賭して地球の危機を救ったスーパーマンの行動によって、人類への信頼を取り戻したバットマンが、迫りくる強大な敵に立ち向かうため、ワンダーウーマンとともに新たな仲間を探していく。そうして集まったのは、バットマン、ワンダーウーマンに加え、アクアマン、サイボーグ、フラッシュという、いずれも一筋縄ではいかない個性の強い超人たち。バットマンは彼らをまとめあげ、地球崩壊の危機に立ち向かわなければならないが……(映画.comより引用)。2017年日本公開作品。監督はザック・スナイダーで、出演はベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス、ガル・ガドット、エズラ・ミラー、ジェイソン・モモア、レイ・フィッシャー、ジェレミー・アイアンズ、ダイアン・レイン、コニー・ニールセン、J・K・シモンズ。
DCコミックのヒーローが結集して、地球の危機に立ち向かうアメコミ実写化作品です。『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』の続編であり、バットマン(ベン・アフレック)、スーパーマン(ヘンリー・カヴィル)、ワンダーウーマン(ガル・ガドット)に加え、フラッシュ(エズラ・ミラー)、アクアマン(ジェイソン・モモア)、サイボーグ(レイ・フィッシャー)が登場します。後者は初登場ですが、キャラクター説明がスピーディーで分かり易くなっています。
それにしても、DCコミックのライバル社であるマーヴェル・コミックの『アベンジャーズ』シリーズとの類似性が強過ぎます。金持ちキャラのバットマンはアイアンマンに被ります。神様キャラのワンダーウーマンとアクアマンはマイティ・ソーに被ります。軽快なおしゃべりキャラのフラッシュはスパイダーマンに被ります。科学者キャラのサイボーグはハルクに被ります。更に敵役ステッペンウルフ(声:キアラン・ハインズ)のビジュアルはサノスに被ります。
最初は仲が悪かったヒーローたちが、強大な敵に対して団結していくというストーリー展開も似ています。ザック・スナイダー監督の映像センスは活かされていますが、既視感が邪魔なのです。
『マン・オブ・スティール』から始まったDCコミック・ユニヴァースは、何とかマーヴェルコミック・ユニヴァースとの差異化を図ってきました。しかし、本作の出来では二匹目の泥鰌を狙ったと評価せざるを得ないのです。
★★★☆☆(2020年4月1日(水)DVD鑑賞)
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