秋田県の民度が問われる。 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

秋田魁新報によると「首相と菅氏、選挙戦最終日に本県遊説へ イージスで危機感」だそうです。参院選の選挙戦最終日である20日に安倍晋三と菅義偉が秋田入りして、自民党候補者の応援演説をするのでしょう。(両者は自民党員として来るので、官職名は省略します。首相や官房長官が特定の政党を支持するのは、形式上問題があるからです)。

 

更に18日に石破茂が、19日に小泉進次郎と岸田文雄が秋田入りします。秋田県選挙区を絶対に落としてはならないという自民党の意気込みを感じます。すっかり全国から注目される選挙区になりました。

 

20日は土曜日です。勤務中に自民党候補者の演説を聴き、必勝コールまで上げた秋田県知事や秋田県職員は、今回は堂々と参加できますね。勤務時間外ですから。「公務員も国民だから政治的自由は保障されているが、県民からどう見られているか分をわきまえろよ。調子に乗るなよ、バカ役人ども」と、一秋田県民として私は思います。

 

自民党の情勢分析は、野党なんかより正確性が高いそうなので、ここまで本気だと、対立候補とは余程の接戦なのでしょう。それなら自民党候補者が敗れるかと問われたならば、事はそう簡単ではないと答えます。何故なら3年前の参院選で、東北6県中の5県が非自民党候補者を当選させたにもかかわらず、秋田県だけが自民党候補者(しかも、よりによって石井浩郎!)を当選させたほどの自民ベッタリ保守王国の秋田県ですからね。

 

それでも、最終日に来た安倍が「お父さんの恋人」という不倫を奨励しているかのような発言でもすれば、話は変わってきます。この発言が出た新潟県選挙区では、自民党支持者であろう聴衆のおっさんたちが笑って拍手をしたそうです。自民党の支持層というのは、そんな人たちなのですかね。

 

田舎に根強く残っている「妾を囲うのは男の甲斐性」みたいな旧態依然なおっさん的価値観はぶっ壊さないといけません。そうしたおっさん的価値観が秋田県をダメにし続け、全国一の人口減少県、すなわち全国一の若者がおっさんにウンザリして県外に出て行く県という、ちっとも有り難くない現状をもたらしたのですから。

 

そうした点も今回の参院選の結果で問われます。だから、投票に行きましょう!

 

 

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