AERA dot.に「山本太郎議員、誘われたら安倍内閣の財務相に? 自民と組む条件は…」という記事があります。
見出しだけ読めば、山本議員が参院選に当選したら、自民党と組み、財務大臣として入閣する目論見があるように受け取れます。
しかし、実際のところは、こうです。インタビュアーの「減税をやるから、安倍政権の財務大臣をやってくれと言われたら、閣内に入りますか」という質問に対し、
引き受けますよ。いいじゃないですか、そんな大きな役職をもらえるなら。ただ、言いたいことは言いますし、財務省のスキャンダルをどんどん暴きます。だからすぐ罷免されるでしょうけどね。あ、でも副大臣や政務官じゃお断りです。
と答えただけのことです。
これは入閣の誘いが全く掛からないことを前提に、皮肉を込めて冗談交じりに安倍政権批判をしたと解するのが適当でしょう。
「嘘、大袈裟、紛らわしい」とJAROに訴えられそうなハッタリ見出しを付けるなんて、何時からAERA(朝日新聞)は東スポのレベルになったのでしょうか。
このハッタリ見出しを鵜呑みにして、記事全文を読むことなく、「裏切られた!」と山本議員バッシングを始める左派やリベラルをTwitterで散見しました。その中には、何千、何万人というフォロワーを持つ者もいて、山本議員の選挙活動に悪影響を及ぼす可能性があります。「左派やリベラルが安倍政権を利する」という不思議で間抜けな結果になるかもしれません。
この程度のリテラシーが左派やリベラルのスタンダードであるならば、彼らはネトウヨの反知性を批判できないでしょう。右でも左でも、声の大きいバカは困りものです。
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