【映画評】REPEAT リピート | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

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予知夢を見る能力がある男レーガンは、謎の女モニカと出会い、マフィアに狙われることになる。2012年製作で、日本劇場未公開作品。監督はスティーヴン・R・モンローで、出演はジェイソン・ワイルズ、セリナ・ヴィンセント、ジェフ・ブランソン、アンドリュー・ハワード、C・トーマス・ハウエル。
 
予知夢=超能力を扱っているのでSFでもあり、モニカ(セリナ・ヴィンセント)の謎を追うミステリーでもあり、マフィアに追われるサスペンスでもあり、銃撃戦があるのでアクションでもあるというジャンルごった煮てんこ盛りなB級映画です。
 
主人公レーガン(ジェイソン・ワイルズ)の友人ダブル役を、C・トーマス・ハウエルが演じています。かつてフランシス・フォード・コッポラ監督の『アウトサイダー』で主役を務めたハウエルが、こんな所にいるとは驚きです。
 
レーガンの予知夢能力を除けば、ほとんどベタなアクション映画です。予知夢能力の部分を抜き取っても、映画として成立します。もっと言えば、予知夢能力という設定は余分です。
 
終盤に予知夢から予知夢の連続で、とっ散らかした伏線を回収しようとしますが、それは夢オチの応用であり、モニカの正体など未消化になっている部分が多いです。それにしても、何故B級映画は夢オチを好んで用いるのでしょうね。
 
★★☆☆☆(2019年4月6日(土)DVD鑑賞)
 
原題は「MONIKA」で、何やら吉川晃司チックです。
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