山椒の接ぎ木をする。 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

梅も桜も咲いていない今の時期に山椒の接ぎ木をします。まず雄の木を見つけて、接ぎ木する枝以外の枝を切り落とします。
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そして接ぎ木用のハサミで、雄の枝と雌の枝(接ぎ穂)に凸凹を作り、合体させます(枝の色が異なるのは、先だって雄の木に害虫駆除の硫黄石灰を散布したからです。山椒は雌雄で見た目の違いがありません)。
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そして接ぎ木用のテープで継ぎ目をグルグル巻きにします。隙間から水が入らないように、きつく縛ります。
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これで数日後、接ぎ穂から芽が出ていれば、接ぎ木は成功です。我が家の接ぎ木は成功率が極めて低く、毎年反省点を改善しています。今年は一本でも多く成功させたいです。
 
我が家の山椒は種から育てているので、苗の段階では雌雄が分かりません。花や実によって雌雄が判明します。不思議なことに雌雄の割合は半々くらいになっています。自然界はバランスを取っているのですね。
 
しかし、実山椒を売って生計を立てようとする我が家にとって、雌雄の割合が半々では困ります。雌雄が4:1になるのが理想です。そのため、接ぎ木や挿し木で実山椒が生る木の割合を増やしていきます。まだ試行錯誤を続けています。
 
昨年収穫した実山椒で作った北秋田阿仁産手作り塩蔵実山椒は、秋田県内の道の駅かみこあににあります。
 
☆道の駅かみこあに
 
残り7パックなので、早く完売してほしいです。
 
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