皆さんは「モンスターモーニング」という言葉を見聞きしたことがあるでしょうか?
モンスターモーニングとは、新日本プロレス所属のプロレスラー中西学(51歳)が、巡業中の宿泊先で朝食バイキングを爆盛りしたのを写真に撮り、ツイッターにアップすることです。
一般人の感覚からすれば、開いた口が塞がらない量のめしを食べます。よく見ると、野菜類を多く摂っているので、栄養のバランスは悪くありません。ただ量が異常なだけです。
しかし、中西が爆食するのは朝食だけです。巡業で移動中、昼食は軽くうどんをすする程度で、夜の試合が終わったらシャワーを浴び、夕食を食べずに寝てしまうそうです。朝食に一極集中しているだけで、一日の食事量はそれほど多くないことになります(いや、一般人と比較すれば食べ過ぎです)。
巡業中は移動が多く、三食を規則正しく食べるのが難しいので、朝食で一日分の栄養を補給する知恵なのでしょうか。中西はヘビー級のパワーファイターなので、肉体を維持するため、食生活の自己管理は選手生命に関わる重大事項です。
それよりも、モンスターモーニングをツイッターで公開していることから、大食いでプロレスラーの凄さをアピールするという、中西の昭和レスラー的なプロ意識の高さのなせる業というのが適切だと思うのです。
中西学インタビューは大坪ケムタ『レスラーめし』で!