「RIZIN.14」の正念場 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

大晦日の総合格闘技イベント『RIZIN.14』が、とうとう3日後に迫ってきました。1年の最後は殴り合いを観てシメるのが、ここ数年の私のパターンです(大晦日前日の30日には、ボクシング世界戦の放送もあります)。
 
「RIZIN.14」の全対戦カードは14試合あります。それでも出場したい選手が多かったのか、当日午前中に同じ会場(さいたまスーパーアリーナ)で『RIZIN 平成最後のやれんのか!』を開催し、そこでは7試合組まれています。『RIZIN.14』の地上波放送が大晦日午後6時から5時間45分もあるので、試合間の時間調整をするため、『やれんのか!』の好試合も録画放送するつもりでしょう。それならば、大晦日当日の全対戦カードは、実質的に21試合ということです。
 
全対戦カードを見ると、RIZIN集大成という印象です。3年前にいた「昔の名前で出ています」的なベテラン選手より、RIZINのリングで名を上げた選手を集めています。RIZIN運営側としては、今回の視聴率が悪ければ、フジテレビとの放映権契約が更新されないので、できること全てをやり切るほど必死なのでしょう。
 
これまでもRIZINは視聴率アップのため、ネームバリューのある選手を欲しがっていました。特に女子レスリング界にアプローチしており、村田夏南子山本美憂をRIZINのリングに上げることに成功しています。それでも足りないとばかりに、おそらく狙っていたのは、霊長類最強の女・吉田沙保里でしょう。吉田がリオ五輪で連勝ストップし、銀メダルに終わった時、RIZINは吉田獲得に動いたはずです。
 
しかし残念なことに、吉田は『RIZIN.14』の裏番組『無人島0円生活』に出演します。まさか敵に回るとは、RIZIN運営側は予想できなかったでしょう(吉田は村田や山本の試合を見て、レスリング技術だけでは勝てず、打撃技術の習得などスタイル改造が必要だと理解したので、総合格闘家転向をしないと思われます)。
 
『無人島0円生活』だけでなく、『RIZIN.14』の裏番組は強敵だらけです。正に「RIZIN、お前がやれんのか!」とフジテレビや視聴者に突き付けられている状況です。私としては、『RIZIN.14』の注目カードと、裏番組の『NHK紅白歌合戦』でサザンオールスターズが「勝手にシンドバッド」と「希望の轍」を歌っている時間がバッティングしないことを祈るのみです。
 
RIZINオフィシャルサイトはこちらから→http://jp.rizinff.com/
 
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