知事“札幌便の利用増に期待”
金足農業の吉田輝星投手が、プロ野球のドラフト会議で、日本ハムから1位で指名されたことを受け、佐竹知事は5日の記者会見で、今後、秋田と札幌を結ぶ航空路線の利用率が高まることが期待できるという考えを示しました。
この夏の全国高校野球で、金足農業の野球部が秋田県勢として103年ぶりに準優勝したことを受けて、県は県民栄誉章を授与する顕彰式を、今月28日に秋田市文化会館で開催します。
5日、県庁で開かれた記者会見で、佐竹知事は、5日朝の段階で、式典への参加を希望する県民からの応募は、あわせておよそ1万1000人分にのぼっていることを明らかにしました。
これは定員の10倍以上の数字で、佐竹知事は、「夏の甲子園の熱狂と、吉田投手が日本ハムにドラフト1位で指名されたことが影響しているのではないか」と述べました。
さらに、吉田投手が日本ハムから1位で指名されたことで、今後、秋田と日本ハムの本拠地がある札幌を結ぶ航空路線の利用率が高まることが期待できるという考えを示しました。
転載元:NHK NEWS WEB 秋田
【ここから私の意見】
ちょっと前のニュースですが、秋田と札幌を結ぶ航空路線の利用率が高まるという文末部分に異議ありです。北海道日本ハムファイターズ二軍の本拠地は千葉県鎌ケ谷市にあるので、秋田・札幌便より先に秋田・羽田便の利用率が高まると思うのです。
将来吉田投手が一軍で活躍すれば、秋田・札幌便の利用率が高まることはあり得ます。いや、そうなってほしいと強く望みます。しかし、先ずは二軍生活からスタートして、プロ野球選手としての基礎を作るのが正しい順序です。しばらくは鎌ケ谷で練習するはずです。
金農フィーバーの余熱が残っている県内ファンは、「いざ鎌ケ谷!」という意気込みで、すっ飛んで行くでしょう。そして、吉田投手を見た後は、鎌ケ谷大仏を見て「小せえ! どこが大仏だよ!」と毒づくのでしょう。
逆に札幌からでも鎌ケ谷からでも秋田へ来ちゃいなよ!