かつて首都圏に住んでいた頃は、毎週末映画館に通っていました。それで最低2本は観て、必ずパンフレットを購入したものです。現在は田舎暮らしで映画館は年に数回しか行けません。そこで溜まりに溜まったパンフレットをYahoo!オークション(ヤフオク)に出品して処分しています。
それで8月26日午後8時頃まで、先日亡くなった津川雅彦が監督した映画のパンフレットを出品しています(監督する時は「マキノ雅彦」名義です)。
『寝ずの番』
『次郎長三国志』
この3品の値段をギリギリまで下げ、既に10日以上出品していますが、1品も売れません。映画人が亡くなって間もなく出品すると、話題性のおかげで売れやすくなるものですが、ちっとも売れません。
津川は、安倍晋三首相に「優れた俳優、監督として才能を発揮してこられた。昭和・平成を代表する映画人だった」と偲ばれました。わざわざ首相官邸で記者からの囲み取材に応じてのコメントです。ほぼ同時期に亡くなった翁長雄志沖縄県知事については、公人であるにもかかわらず、安倍首相本人から公式コメントが出ていません。それほど安倍首相にとって、津川は素晴らしい映画人であったのです。それなのに、パンフレットは全く売れません。
え、安倍首相が贔屓しているって? そんなことはないでしょう。一国の首相たる者が思想信条を同じくするオトモダチだから不公平に優遇するなんて、あるわけがないでしょうよ(棒読み)。
いやあ、それにしても、どうして売れないのでしょうね~(含み笑いをしながら)。
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