7月末の山椒園です。


山椒の木の根元を草ボーボーにしているのは、草刈りを怠けているからではありません。山椒の木は浅く根を張るため、地表を雑草で覆うことによって乾燥を防いでいるのです。朝早く行くと、雑草に付いた朝露で靴が濡れるほど、湿気を保っています。
山椒園に来たのは、残しておいた実山椒を収穫するためです。

6月に収穫した実山椒は未熟果で、種が白く軟らかいので、下処理(茹でてアク抜き)すれば、そのまま食べることができます。今回収穫したのは成熟果で、種が黒く硬くなっています。下処理しても、そのまま食べることはできません。種が邪魔になります。


この成熟果を収穫し、乾燥させる実験をします。成熟果を乾燥させると、種と果皮が分離するので、種を取り除き易くなります。その果皮を挽いて粉末状にした物が、鰻の蒲焼きなどにかける粉山椒です。
未熟果の収穫では、種が黒くなる前までに期間が限られているので、取り残しが発生します。その上、山椒の木が成長途中なので、これから実山椒の生る数量は右肩上がりに増えていくと予想されます。そうなると、未熟果だけでなく成熟果も商品化することを考えなけばなりません。
成熟果は現在乾燥中ですので、仕上がったら報告します。
さて、成熟果の商品化はまだでも、未熟果で作った北秋田阿仁産手作り塩蔵実山椒は販売中です。ネットでは、Yahoo!ショッピングとYahoo!オークション(ヤフオク)に出品しております。
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6月21日の発売開始から7月31日までの41日間で、ネットでは141パック、店頭では26パック、合計167パックお買い上げいただきました。7月中に200パック突破することはできませんでした。しかし、これからもコツコツと売って、山椒大夫への道を歩んでいきます。
「北秋田 塩蔵実山椒」で検索してみてください。
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