国民の生命より自分の地位が大事な公職者ども | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

総裁選3選へ着々 安倍首相の“戦略”は?

 
自民党総裁選での3選に向けて着々と支持固めを進めている安倍首相。安倍首相の戦略を日本テレビのカメラが捉えた。
 
    ◇
 
24日正午頃。首相官邸に現れたのは、スーツ姿の一団。外の通路を歩き、首相公邸へと向かう。その数分後、姿を見せたのは安倍首相。公邸で自民党の熊本県の県議会議員らと会合にのぞんだ。
 
実は安倍首相は、地方議員を「もてなす」会合を繰り返している(先月13日、宮城県議団と会合。今月5日、群馬県議団と会合。今月9日、静岡県議団と会合)。中では何が行われているのか?
 
先月参加した議員のSNS(長谷川敦宮城県議のフェイスブック)を見てみると、安倍首相を囲んで昼食をとる様子が。この日振る舞われたのはカレーライス。気になる味は?
 
渡辺勝幸宮城県議のフェイスブックより「少し冷めてしまったので、まあまあの味でした」
 
他にも、めったに入ることのできない執務室に入れたり、安倍首相とのツーショット写真を撮るなど、あの手この手のサービスが。安倍首相がこれほど地方議員を“おもてなし”する、そのワケは?
 
安倍首相周辺「総裁選で国会議員票も地方票も対抗馬の石破元幹事長に圧勝する」
 
国会議員と全国の自民党員の票の合計で争う総裁選。6年前、安倍首相は石破氏に勝ったものの、党員票では大差で敗れた。今回は、党員票でも石破氏を圧倒しようと狙っている。
 
さらに、選挙後の政権運営を盤石にするため、優勢とみられる国会議員票の支持拡大にも余念がない。
 
先週、通常国会最後の本会議で、自身の不信任案の審議中に安倍首相が手にとったのは、一冊の本。衆議院議員のプロフィルが掲載されている冊子だった。
 
ヤジ「何読んでるんだ!」
 
ヤジを受けても読み続ける、安倍首相。国会議員の経歴を頭に入れ、支持固めの戦略を練っていたのだろうか?
 
中でも、囲い込みに力を入れるのが、約70人いる無派閥の議員。今月5日には、西日本豪雨の発生当初に無派閥議員を含む自民党議員が集まった懇親会に参加。さらに翌日の夜。首相公邸には無派閥議員を乗せた車が。同じ頃、別のカメラは、菅官房長官の車から降り、公邸に入る人物を捉えていた。官邸政権の要である、菅長官が自らとりもった、安倍首相と無派閥議員の極秘会合。安倍政権が総力を挙げ、「安倍3選」へと突き進んでいる。
 
転載元:日テレNEWS24
 
【ここから私の意見】
 
西日本豪雨災害発生から非常災害対策本部設置までの「空白の66時間」に、安倍首相が何をしていたか明らかになりました。私は「昭恵夫人と一緒に被災者の無事を祈っていた」と想像していました。「行政の最高責任者が祈ってないで動け!」というツッコミが入りますが。ところが、事実は私の想像を超えました。被災者の安全ではなく、自身の自民党総裁続投のために頑張っていたのですね。
 
報道しているのが、自称愛国者から「反日マスゴミ」とも揶揄されるテレビ朝日(朝日新聞)やTBS(毎日新聞)ではなく、安倍批判者から「安倍応援団」と揶揄されるほどの日本テレビ(読売新聞)です。自称愛国者の安倍支持者はフェイクニュースだと言い難いでしょう。どこの大手マスコミでも、安倍首相と高級料理店で会食してオトモダチになっているのは上層部で、末端の若い衆は、きちんと仕事をしているということです。
 
思い出してみれば、安倍首相は6日と7日の小時間、会議に出席していますが、その時の顔が随分と浮腫んでいました。体調が悪いのかと思いましたが、単なる二日酔い&飲み疲れだったのですね。8日以降、予定されていた外遊を中止し、被災地を現地視察した安倍首相ですが、頭の中は甚大な被災状況の把握や悲惨な被災者への心配よりも、総裁選のことでいっぱいだったのではないでしょうか。
 
安倍首相がそんな人間であることは前から承知していたので、ある程度諦めは付きます。問題は安倍首相から御呼ばれがかかれば、尻尾を振って馳せ参じる無派閥議員や地方議員です。一人くらい「そんなことしている場合じゃないでしょう!」と安倍首相を諫める者はいなかったのでしょうか。いなかったのでしょうね。へえ~、自民党ってそんな政党なんだあ~。
 
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