山椒大夫への道を着実に歩もうとする私です。前回の記事で「雄花は花びらが黄色くなる」と書いたのは誤りです。正確には、雄花の雄しべが肥大して黄色くなるのです。

この雄しべから花粉が放たれます。オスのズルむけした部分から“精”が放出されるということです。エロいですな。
それでは、その対になる雌花の様子はどうでしょうか。


雌花の雌しべも肥大します。一つの雌花から2本の雌しべが出ます。まるでメスが興奮して乳首を立たせているようです。エロいですな。
山椒の花粉は風や虫を媒介として運ばれ、雌しべに付着することで受粉します。雄花と雌花が咲き乱れている、今の山椒園は恋の季節とも言えます。
しかし、現在雄の木と雌の木が半々くらいの割合で、雄の木が過剰な状態なので、雄花=花山椒を摘み取っています。花山椒を加工した商品は開発中で、早ければ来年にも紹介できるはずです。


受粉の結果、たくさん山椒の実=実山椒を生らせてほしいと願う私です。
先行他社の山椒商品を参考にしています。