安倍自民党支持者の皆さん、覚悟していましたか? | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

昨年10月23日、私が書いた当ブログ記事「安倍自民党大勝記念 10・21秋葉原リベンジ街頭演説の模様」から画像を再掲します(転載元はTogetter「#おとなの塚本幼稚園」
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この画像を見た時に感じた違和感が分かりました。「何で日の丸なのだろう?」という違和感です。これは昨年の衆院選における自民党の街頭演説ですから、安倍晋三は自民党総裁という立場で自民党の主張や政策を有権者に訴えたはずです。それならば、街頭演説を聞いている自民党支持者は自民党の党旗を掲げていないと変です。読売ジャイアンツを応援する時にセ・リーグの連盟旗を掲げるくらい不自然です。自民党にも党旗はありますよ。菊の御紋をパクって中心に「自民」の文字が入った、真の愛国右翼なら不敬だと激怒しそうなデザインの党旗ですけどね。
 
おそらく、この街頭演説に来ていた自民党支持者にとっては、日本国=自民党=安倍晋三という単純な図式が出来上がっているのでしょう。それだから、自民党=安倍晋三を応援する時に国旗である日の丸を掲げるのです。
 
しかし、馬鹿を言ってはいけません。日本国と自民党と安倍晋三は別個のものです。自民党が潰れても、安倍晋三が内閣総理大臣を辞任したり、国会議員を辞職したりしても、日本国は滅びません。日本はそんなヤワではありません。日本を舐めるなよ、自称愛国者ども!
 
現在財務省による森友関連文書改竄問題が報道されています。これを財務省の一不祥事に矮小化する説もありますが、とんでもなく頭の悪い話です。森友事件発覚後、国会で野党が問題追及してきましたが、そのために政府が開示した資料がニセモノであり、それに基づく国会審議もニセモノだったことになるのですから。そして、その国会審議を経て臨んだ、国民の信を問う衆院選での勝利も、やはりニセモノの勝利です。そんなニセモノの勝利で樹立した安倍政権が、防衛省の日報、厚労省の裁量労働制データだけでなく、省庁のトップである財務省の資料までニセモノを用いてきたのです。そんな政府が導く先はニセモノの「美しい国」しかないでしょう。お前らが亡国の徒だ、自称愛国者ども!
 
公文書改竄というのは大事件で、国内のみならず、国外にも影響します。“公文書の改竄がある国JAPAN”から外交文書が送付されても、受け取った国は「おい、これはフェイクか?」と疑って精査するでしょう。また、そんな国であれば、政府が発行する通貨の価値も疑われます。通貨の価値は、その国に対する信用度が重要ですから。そこまで想像が及ばす、森友文書改竄問題を矮小化したい人間は、頭の中に脳味噌ではなくイカの塩辛でも詰まっているのでしょうか。
 
財務省が文書の改竄を認めるまで、同問題を報道していた朝日新聞の捏造だと騒いで、安倍政権を擁護していた文化人は、今や謝罪もせずに沈黙するか、悪あがきを晒すかの無様な醜態を見せています。森友事件発覚後に籠池泰典理事長(当時)に掌返しをした卑怯な文化人と重複しており、産経新聞や月刊正論や月刊WiLLや月刊Hanadaにデマ駄文を書いて飯を食っている右寄り文化人(自称愛国者)が、如何に無責任で覚悟がないか、サルでもはっきり分かります。
 
再び問います。昨年の衆院選において選挙区で自民党候補者に、比例区で自民党に一票を投じた人、または投票を棄権した人は、決して無責任で卑怯な態度を取らないという覚悟をしていますよね?
 
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