秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線)鷹巣駅です。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/05/django-in-akita/a3/2c/j/o2136160214430764463.jpg?caw=800)
その前にあるのが「community station KITAKITA」です。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/05/django-in-akita/dd/68/j/o2295172114430764544.jpg?caw=800)
KITAKITAは会議や展示に利用できるレンタルスペースであり、ふらっと立ち寄れるオープンスペースでもある、オシャレでアート感ある空間です。本棚には秋田関連の書物が並んでおり、その中に矢口高雄の漫画『マタギ列伝』がありました。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/05/django-in-akita/c6/bd/j/o1602213614430764627.jpg?caw=800)
矢口高雄は秋田県横手市増田町(旧・秋田県雄勝郡西成瀬村)出身の漫画家です。その縁から、横手市には増田まんが美術館があり、矢口は名誉館長を務めています。
矢口高雄はペンネームで、本名は高橋高雄です。ペンネームの発案者は、矢口の初連載漫画『おとこ道』の原作者である梶原一騎で、居住地の最寄り駅である矢口渡駅から名付けたそうです。初連載漫画で組んだ梶原から、矢口は多くを学んでおり、尊敬の念を抱いています。
その証拠に矢口の代表作『釣りキチ三平』は、梶原の『空手バカ一代』へのオマージュから生まれたタイトルですからね。主人公が追求するジャンルである「釣り」と「空手」、主人公の熱狂ぶりを表す「キチ(ガイ)」と「バカ」、漢数字の「三」と「一」が符合しています。どちらも少年週刊マガジン連載で、発表年は『空手バカ一代』が先ですから、矢口が梶原に敬意を表して真似たのでしょう。
その矢口からの敬意に対して、梶原からも返礼代わりのパクリタイトルがあります。梶原の『プロレススーパースター列伝』は、矢口の『マタギ列伝』から頂戴したものですよ(掲載誌は異なりますが)。
それは本当かって? 嘘じゃあ! わしの妄想じゃあ!
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