【映画評】セブン・ナイト・イン・アサイラム | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

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TV番組の参加者たちが遭遇した異常現象の恐怖を描いたホラー。賞金獲得を目指し、閉鎖された精神病院で生活する6人の参加者たち。だが彼らは奇怪な幻覚やノイズ、少女の亡霊などの異常現象に追い詰められていき…(KINENOTEり引用)。2011年製作で日本劇場未公開作品。監督と出演はアレン・ケロッグで、出演はメレディス・コーチャン、ラリー・ネーリング、トム・スペリー・ジュニア、ジェニファー・メイ・ホフマン、アンドリュー・リチャードソン。
 
ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『パラノーマル・アクティビティ』のヒットにより、二番煎じで大量に作られているフェイク・ドキュメンタリー調のホラー映画の一つ。スタジオにセットを作らず、撮影はデジタルビデオカメラで行い、出演者は無名俳優で良いとなれば、製作費は低予算で済みます。小規模な映画会社にとっては、やりやすい企画です。
 
一夜目で女性参加者の一人が胸元の大きく開いた衣装だったことに、グッと食いつきました。しかし、二夜目で彼女が普通のTシャツに着替えており、白けてしまいました。ホラー映画って、エロいパイオツカイデー女がドイヒーな目に遭わされるのをウヒャウヒャ愉しむジャンルじゃなかったのかい?(ひどくゲスな意見ですが、ある意味で正しいです)。
 
次々と異常現象が起こり、『リング』の貞子、または『呪怨』の伽椰子に似たお化けに襲われ、参加者が消えていくというベタな展開です。先が読めるので、大して怖くありません。突然目の前にお化けが現れたり、大きな物音を立てたりすれば、驚きはしても、それは「怖い」という感情とは違います。本作より、日本のテレビで夏に放送される、心霊番組の肝試し企画の方が怖いかもしれません。
 
☆☆☆☆(2017年11月24日(金)DVD鑑賞)
 
放送禁止』シリーズの方が怖いです。
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