広瀬すずを「バカ」呼ばわりで……小島瑠璃子が“共演NG”に!?
業界の「共演NGリスト」に、新たな名前が加わった。いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの女優・広瀬すずと、昨年は年間400本以上の番組に出演したバラエティ界の女王・小島瑠璃子の2人だ。
きっかけは、9月5日に放送された『ネプリーグ』(フジテレビ系)だった。番組では、広瀬が映画『四月は君の嘘』チームのメンバーとして出演。ネプチューン・堀内健らと、出題された日本語を制限時間内に英単語に訳すクイズに挑んだ。
広瀬は「例えば」の問題に「え、なになに?」と戸惑い、不正解。続く「朝食」を訳す問題でも、「なに? 待って、待って」とテンパったまま言葉が出ない。3問目の「祭り」でようやく「フェスティバル」と声を上げ正解するも、その後、「警察」を訳す問題は「あれ、なんだっけ、なんだっけ!?」と時間切れ。「虫」でも「え!? わかんない!」とうろたえ、答えられずじまい。結局、広瀬の失態により、チームはボーナスステージには上がれず、敗退した。
「これにあきれていたのが、対戦チームの小島瑠璃子でした。広瀬が固まるたびに、『うそぉ~、簡単なのに』『えー、ヤバ~イ』と、小バカにしたリアクションを取り続け、挙げ句には『バカだったね~』と広瀬をバッサリ斬り捨て、笑いを取っていました。ところが、この発言に、広瀬の所属事務所は“イメージが悪くなった”とカンカン。とはいえ、クレームをつけようにも、小島は大手のホリプロ所属とあって、表立ってケンカはできない。結果、今後は小島とは共演NGということになったようです」(テレビ関係者)
対照的に、小島はスラスラと問題を解いていたため、余計に広瀬の教養のなさが浮き彫りになってしまった。
「小島は大学こそ中退しているようですが、偏差値70といわれる千葉県立千葉東高校出身。さらに、売れる前は、人気番組を片っ端から視聴して“ウケるコメント”を研究していた苦労人でもあります。そんな彼女には、“女優にバラエティを荒らされたくない”という思いもあったのかもしれません。番組の途中で、広瀬が答えているときに下を向いてやる気なさそうにしていたのも、その表れでしょう」(同)
若手女優のトップとバラエティ女王の「夢の共演」は、これで最後となりそうだ。
転載元:日刊サイゾー
【ここから私の意見】
先日のブログ記事「指原莉乃の発言をプロレス的に考える」で、指原を「アイドル版長州力」に例えました。「それなら、同じくバラエティ番組対応スキルの高い若手女性タレントとして挙げられていた小島瑠璃子は誰なんだよ? オラ! エー!」と蝶野正洋みたいに問い詰めたい方もいらっしゃるでしょう。ずばり言えば、小島はアイドル版ジャンボ鶴田です(小島聡ではありません)。
小島の所属するホリプロの大ボスが和田アキ子であるのに対し、鶴田の師匠はジャイアント馬場なのでデカい人つながりです。またホリプロは井森美幸に山瀬まみとバラエティアイドルの王道を築き、「王道プロレス」は馬場存命時の全日本プロレスの売り文句だったという共通点もあります。更に転載記事にあるとおり、小島は偏差値70の千葉東高校出身であるのに対し、鶴田は中央大学法学部に一般入学し、引退後は大学の非常勤講師を務めたという高学歴ぶりも似ています。そして小島も鶴田も優等生キャラで、それが視聴者やファンの反感を買うことがあるという点も同じです。
それでは、転載記事にある小島の広瀬すずへの対応は、どう解釈すべきでしょうか。二つの仮説が挙げられます。一つは「キレた鶴田状態」説です。鶴田はあまりに強すぎるが故に、全力を出してしまうと対戦相手を壊してしまい、スタン・ハンセンやブルーザー・ブロディといった大型外国人選手以外の試合では、力をセーブして闘っていると言われていました。しかし、対戦相手の攻撃がうっかり変な所に入ると、キレた鶴田が全力を出すという事件が、ごくまれに起こります。天龍源一郎をパワーボムで、小橋建太をバックドロップで失神させたりしました。本件も、広瀬のおバカぶりにキレた小島が全力で潰しにかかったと解することができます。
もう一つは「鶴田はガチでも最強幻想」説です。大学入学時の鶴田は、バスケットボール選手でオリンピック出場を夢見ていましたが、バスケットボール日本代表のレベルの低さを理由に断念しました。そこでレスリングでのオリンピック出場を目指し、練習開始から2年ほどでミュンヘンオリンピック出場を果たしました。この短期間でレスリング日本代表選手になるのは、尋常ではない才能の持ち主であることの証明です。総合格闘技ではレスリングのセンスが重要なことに加え、体格の大きい方が有利であることから、鶴田はガチンコでも強いのではないかという説が、プロレスファンの間でも語られていました。しかし、鶴田は生涯プロレスラーであり続け、他の格闘技に挑戦することはありませんでした。本件における小島の広瀬潰しは、鶴田が総合格闘技に挑戦したら見せたであろう、冷酷でキラーな部分を具現化し、鶴田最強論者の夢に応えたと解することもできます(ちなみに野田佳彦・民進党幹事長はプロレスファンで、鶴田最強論者です)。
小島がアイドル版鶴田であり、指原がアイドル版長州であることの論拠は、両者のテレビ共演が今年のフジテレビ系「VS嵐」で初めて実現したという事実にもあります。バラエティ番組出演本数がトップクラスの両者が、それまで共演する機会がなかったのは、作り手側に「両雄並び立たず」という結果にならないようにする配慮があったからでしょうか。鶴田と長州は、天龍、藤波辰爾とともに「俺たちの世代」や「鶴藤長天」という括りにされていましたが、両者のシングルマッチは1985年11月4日の全日大阪大会における60分フルタイムドローの一度しかなく、このレア感が小島と指原の共演の珍しさと似ています。
ここまで長々と何の得にもならないことを書いてきました。そんな私が伝えたいのは「若い世代よ、ジャンボ鶴田の偉大さを知れ!」ということだけです。
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