ドラマを生み出してしまう山本一族 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

吉田沙保里を倒したマルーリスの元コーチは山本聖子だった!…ダルビッシュが明かす

 
レンジャーズのダルビッシュ有投手(29)が19日、自身のツイッターを更新。リオデジャネイロ五輪女子レスリング53キロ級で、4連覇のかかった吉田沙保里(33)=YSW=を決勝で破った、ヘレン・マルーリス(24)=米国=が、レスリング元世界女王の山本聖子(35)さんの元教え子だったことを明かした。
 
ダルビッシュは「吉田選手4連覇目前って強すぎる。。そしてその吉田選手を破ったヘレン選手が聖子の教え子という」とツイート。その後、聖子さんはすでにコーチを辞めているので「元教え子」だと修正。これに対して聖子さんは「パパさん訂正ありがとう」と返信した。
 
ダルビッシュと聖子さんは、それぞれツイッターで、五輪の女子レスリングを報じた記事や写真をリツイートし、吉田を称賛、その労をねぎらっていた。
 
 
【ここから私の意見】
 
確かに山本聖子は2013年にアメリカ女子ナショナルチームのコーチに就任し、ヘレン・マルーリスの指導に当たっていました。
 
吉田沙保里の個人戦連勝記録は、2001年に山本に敗れてからスタートし、マルーリスに敗れて「206」でストップしました(この間、団体戦では2度負けていますが、個人戦では無敗でした)。
 
また、アテネ五輪で女子レスリングが正式種目になった2004年、山本の念願だったオリンピック出場の夢は、選考会で吉田に敗れたことで絶たれました(当時の山本は4度の世界王者に輝いた強者でした)。
 
山本に敗れた吉田は、山本に勝って彼女の夢を絶ち、15年に渡って“絶対女王”の座に君臨してきました。しかし、その座から下ろし、オリンピック4連覇を阻止したのが、山本の元教え子だったということです。物凄く長いスパンのドラマだと思います。
 
さて、山本の姉である山本美憂が、9月25日さいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦」で、総合格闘技デビューすることが決定しました(RIZIN公式サイトより)。対戦相手は、シュートボクシング王者にしてRIZINで2連勝中のRENAです。42歳からの総合格闘技デビューは、どんな結果を残すのでしょうか。
 
更に同大会には、美憂の実子である山本アーセンも2度目の参戦をします。昨年12月31日、ヒクソン・グレイシーの息子クロン・グレイシーに敗れたアーセンですが、今度は才賀紀左衛門が対戦相手です。才賀の妻あびる優がリングサイドで奇声を上げる面白い画が見られそうです。
 
美憂とアーセンの親子丼、じゃなくて母子参戦は、総合格闘技では異例です(おそらく史上初?)。どんなドラマが生まれるでしょうか。
 
美憂の弟、聖子の兄でアーセンの叔父である山本“KID”徳郁も含め、この山本一族は何かとドラマを生み出す家系のようです(悪く言えば「お騒がせファミリー」ですけど)。
 
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