甘利氏療養、さらに2カ月=自民説明
自民党幹部は15日、睡眠障害の療養が既に1カ月に及んでいる甘利明前経済再生担当相について、「さらに2カ月間の加療が必要になる」と記者団に明らかにした。
これに先立ち、同党は衆院議院運営委員会理事会で「甘利氏はまだ体調が悪いようだ」として、国会への登院は困難と説明した。
これに先立ち、同党は衆院議院運営委員会理事会で「甘利氏はまだ体調が悪いようだ」として、国会への登院は困難と説明した。
転載元:Yahoo!ニュース(時事通信)
【ここから私の意見】
甘利が睡眠障害のため計3ヶ月の自宅療養ですか。一般人が同じ理由で会社を休んだら、どうなることか。眠れないどころか、眠りたいのに眠らせてもらえない会社員だって、珍しくない御時世です。甘利は眠れるのに眠れないという理由で国会を休んで、しっかり給与はいただくのですね。ほお~。はっきり言って、仮病のズル休みでしょうよ、これは。
こんなことを言うと、「甘利が本当に病気だったら、どうするんだ」と怒られそうですが(現にTwitterで同趣旨のつぶやきを書いたら怒られました)、甘利のおかげで本当に病気の人が迷惑していると思いますよ。「あいつも仮病のズル休みか」という目で見られるのですから。
昔の自民党だったら、もっと危機管理がしっかりしていました。野党やマスコミに追求されそうなことをしでかした、しくじり議員は、懇意な医者に診断書を書いてもらって、仰々しい病名でセキュリティ万全な病院に入院させるという対応をしていたのです。他の患者の迷惑になるという理由で、野党議員もマスコミもシャットアウトです。それが今では、「睡眠障害のため自宅療養」という言い訳で乗り切ろうとするのですから、危機管理能力低下というか、自民党は完全に国民をナメていますね。
マスコミもダメになりました。疑惑の国会議員が自宅療養などと聞いたら、週刊誌マスコミは自宅付近に張り込んでスクープを狙うものです。狙いどおりの写真が撮れたら、「あの議員は元気でピンピンしていた!」と大々的な記事を掲載して、売上アップです。センテンススプリングです。ところが、ここ1ヶ月間、そのような記事を掲載した週刊誌を知りません(週刊現代が関係者の証言記事を載せた程度です)。すっかり権力の飼い犬になったマスコミの体たらくです。
さて、もし本当に甘利が睡眠障害ならば、医者でも何でもないド素人の私が助言しましょう。フジテレビの正月番組で全国の視聴者に披露したように、細川たかしの「北酒場」など何曲もカラオケで熱唱すれば、疲労でぐっすりと眠れるのではないでしょうか。ド素人なので、分かりませんけど。
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