全日本プロレスTシャツ | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

「風呂場での転倒により負傷したため、プロ野球の道を断念し、ブログを始めた」という経歴は全くないおっさんが書くTシャツ秘宝館です。
 
今回は全日本プロレスTシャツです。
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FRONT
 
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SIGNATURE
 
みぞおち辺りにあるのは、“東洋の巨人”ジャイアント馬場の直筆サインです。馬場のサイン入りTシャツ、略してババシャツです。
 
かつての全日本プロレス地方興行では、グッズ売店コーナーの奥に馬場が鎮座しており、Tシャツを購入すると、馬場の直筆サインをいただけるものでした。年に数度の日本武道館興行では、このサービスはなく、地方ファン向けの嬉しいサービスです。試合前に馬場を拝観できるのは、凄いことです。「半世紀ぶりに秘仏公開」などと、寺が話題作り(?)に勿体ぶって御本尊を公開することがあります。全日本プロレスの場合、御本尊を公開しまくりの大盤振る舞いです。
 
私が生前の馬場を仏様扱いするのは不謹慎な感じもするでしょう。しかし、生前の馬場独特の動きや話し声を笑っていた連中が、亡くなった途端にその人柄を賛美し始め、馬場を笑いのネタにすることをタブー視したのと違い、私の態度は一貫しています。生前も死後も尊敬の念をもって笑いのネタにします。思うに、死んだら神聖化する風潮は、ひどく偽善的です。死後“キング・オブ・ポップ”と賞賛されるマイケル・ジャクソンだって、生前「ロリコンホモの変人」や「美白の黒人」などとバカにされていたではないですか。
 
生前の馬場は辛辣なファンから老人呼ばわりされていました(特に新日ファン)。ところが、馬場は享年61歳であり、老人呼ばわりされ続けていたのは、四、五十代の頃の馬場ということになります。現在の四、五十代は老人ですか。長渕剛は今年で還暦ですけど、老人呼ばわりできますか。俳優の笠智衆のように、馬場は年齢以上の貫禄を身につけたコクのある大人だったのです。
 
馬場の真実は、死後16年経っても、謎のままです。世間は本当の馬場を知りません。例えば、馬場の交友関係を見ると、松山千春、六代目三遊亭円楽(楽太郎)、徳光和夫、笑福亭鶴瓶という顔ぶれです。ヤクザみたいな毒舌歌手、肌も腹も黒い落語家、ギャンブル中毒のアナウンサー、テレビで二度も開チンした落語家です。このブラックな面子と交流のある馬場が、クリーンな善人であるはずがありません。謎多き馬場。馬場は底が丸見えの底なし沼です(©井上義啓・週刊ファイト元編集長)。
 
長々と与太話を書いてきましたが、終わりに私が所蔵する秘仏を公開します。馬場貯金箱です。
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